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1Kのおすすめインテリアとレイアウト事例。一人暮らしの方必見!

家具・インテリア

1Kという間取りは、一人暮らしを始めれば誰しもが最初に考える一般的な間取りです。部屋自体はあまり広くありませんが、そこにずっと住み続けるというよりも、2年間の契約期間が過ぎれば、自身の環境に合わせて住む場所を変える等、生活スタイルに合わせて住む場所を変えやすいという特徴があります。ですので、家具も必要最小限に留めておくこと、そして少ない家具数だからこそ、インテリアにこだわりを持ちたい間取りです。

今回は、1Kをより生かす為、「どのような家具選びをすると良いのか。」という観点で紹介したいと思います。

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1Kインテリアのポイント

1Kインテリアのポイントは、「ベッド」と「テレビ」です。

 

ベッド

テレビ

 

家での生活スタイルは色々とありますが、この2つが充実していると、コンパクトな部屋としての居心地もとても良くなります。また、この2つが実際のスペースとしても多くの割合を占めますので、部屋の印象を左右します。

 

1Kの一般的なキッチンスペース

 

また、1Kにはもう一つ特徴があり、キッチンが部屋とは別にあるという点です。ですので、キッチン雑貨関係に関しては、インテリアと分けて考えることができるので、「インテリアを統一する」「テーマを持たせる」という点で、1Kという間取りは非常に有利です。

 

1Kの広さ

1Kの広さは当然物件によって変わりますが、一般的な間取りで考えると3.6m×3.3m程度です。これで約7帖となります。おおよそ、6帖~8帖程度の1Kが多いです。

 

1Kの間取り

 

ではベッドの大きさはご存じでしょうか。

・シングルベッドで、1m×2m
・セミダブルベッドで、1.2m×2m 程度となります。

ですので、部屋の1/3程度をベッドが占めます。これが1Kインテリアでベッドが重要になる理由です。逆に言えば、ベッドの大きさ、配置、デザインからインテリアを考えれば、部屋の雰囲気は統一し易いです

 

1K ベッドの代表的な配置

部屋の多くを占めるベッドですが、配置は機能性も考えると2種類に分けられます。一つが、「突き当り型」の配置、もう一つが「平行型」の配置です。2つの配置のどちらを採用するかは、生活スタイルの違いで決定することが出来ます。

 

突き当り型の配置

 

この配置の最大の特徴は、ベッドの手前の空間を広く使えることです。椅子やローテーブル、テレビを配置し易くなります。一方で、椅子を含めて座る場所が確保されるため、ベッドは寝る為の場所になり易く、ベッドは寝る場所、起きたら手前の空間で過ごす、という状況が作り易くなります。言い換えると、ベッドの上でダラダラと過ごさないようにする為に、手前と奥で空間を分けるタイプの配置です。一方で、奥のバルコニーに出にくくなるという特徴がある為、洗濯物等の取り込み動線には注意しましょう。

 

平行型の配置

 

この配置は、部屋を広く見せやすいという特徴と、ベッドを生活の一部として、例えばソファーと兼用して利用し易いという特徴があります。限られたスペースなので、ベッドをソファー替わりに利用できることは、機能性から考えても有効な手段です。

一方で、インテリアとして考えたときに、このベッドがスッキリとしていれば心地よく見えますが、ベッドの上にクッションや掛布団がダラダラと置いてあると、部屋全体の印象が散らかって見えがちですので、注意しましょう。

 

棚付きシングルベッド

 

スチール脚海外風ベッド

 

1K テレビの代表的な配置

1Kのインテリアのポイントは「ベッド」と「テレビ」でした。

ベッドは、部屋面積の1/3程度を占める為、大切なのはわかり易かったと思います。では、テレビはなぜ大切かというと、2つの理由があります。

1つは、テレビそのものの配置が機能的であれば、昨今のFire TV StickやGoogle Chromecast等のデイバスを有効に使い易く、部屋そのものの居心地が良くなるからです。テレビは見ないので不要、という考え方がかつてはありましたが、スマホで動画等を楽しむ時代です。テレビと簡単に接続できることで、テレビが部屋にあれば、映画等も含めて、より楽しみやすくなります。

Fire TV Stick

 

Google Chromecast

もう1つが、テレビボード(テレビ台)は基本的に大きく、1Kと考えると十分部屋の印象に影響する為です。台座の奥行は、おおよそ45cm程度です。仮に、ベッドを平行型で配置した場合、その正面にテレビボードが来れば、その他のスペースは1.5m~1.8m程度しか余りません。机と座椅子を置くにも、スペースが足りない為、これがベッドをソファー変わりに利用する理由でもあります。

 

ベッドとテレビボードの間は約1.5m~1.8m程度になる

 

また、テレビをコーナーに配置することで、1Kにおけるテレビボードの大きさのデメリットを解消する事例も見受けられます。部屋が小さい分、角のスペースを機能的に利用する上では、有効です。一方で、テレビをあまり大きくできないというデメリットもあります。

 

テレビを角に配置する

 

北欧風テレビボード

 

コーナー対応テレビボード

 

1Kのインテリア例

「ベッド」と「テレビ」そしてベッドの色味や素材感をベースにインテリアを考える、これが1Kインテリアのコツです。では、様々なインテリア例を見てみましょう。

ベッドの色で統一

ブルーグレートーンで統一された部屋

 

ベッドの色に対して、ソファーやカーテンの色も統一することで、部屋全体の雰囲気を合わせています。また、テレビは必要最小限のサイズにすることで、部屋に椅子とテーブルを機能的に配置するスペースを作り出しています。

 

ベッドの色・素材感で統一

ベッドの高さを低くすることで、ベッドに座り易くする

 

こちらも、ベッドの色、素材感を部屋の家具全体で統一しています。テレビもコーナーに配置することで、テーブルを配置するスペースを生み出しています。ベッドで生活しがちな配置ですが、あえて脚付き椅子を採り入れることで、集中するスペースを別に設けているように感じます。

収納・コンセント付きベッド

 

デザインローベッド

 

ベッド周辺家具との統一感

ベッドの色味が家具に徹底的に取り入れられている部屋

 

こちらの部屋のポイントは、ベッドの台座部分の木調は棚や机に、シーツや掛布団のファブリック系の色味をソファーにきちんと合わせることで、徹底的に統一感のある部屋を生み出している点です。テレビは置いてありませんが、右側の棚をテレビボードと考えたとき、ベッドと同じような木調のテレビボードにすれば、同様な統一感が生まれます。

 

収納の工夫

収納とインテリアが調和された部屋

 

1Kは収納も限られている為、ベッド下のスペースを収納として使うことはとても機能的です。それだけではなく、テレビボードも収納として考えることで、実際にはテレビボードは設置されていない部屋ですが、テレビを上手く配置しています。

 

背の高い棚で工夫

棚によって、ベッドルームを生み出す

ベッドの配置は「突き当り型」ですが、間に背の高い棚を配置することで、1Kを2つの空間に分けている部屋です。これも、インテリアとしては非常に有効で、特に様々な雑貨を置きたい場合、部屋が散らかって見えがちですが、背の高い家具はそれを取りまとめて印象を整える強さがあります。一方で、日本は地震も多いですので、ベッドの周りに物が落ちやすいと怪我の恐れもあるので、寝ている時の自身を守る為にも、枕の位置等は調整しましょう。

以上、が1Kのおすすめインテリアでした。

これから部屋づくりを考えている方、もしくはインテリアを見直したい方、今あるものでも、新しく購入するものでも、「ベッド」と「テレビ」をベースに、インテリアを考えてみると、統一された自分好みな部屋づくりが楽しめると思います。

 

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