今回は、男前インテリアの紹介です。まずは、1Kや1Rの基本的なインテリア・レイアウトを紹介している下記を読んでからご覧ください。
1Kや1Rの基本的なレイアウトを知った男性の皆様、やはり一人暮らしとして自分好みの空間で過ごしたい、より男性感のあるカッコイイ空間で暮らしたい、そんな欲望が出てもおかしくありません。
ズバリ、男前インテリア!を作り出す方法を今回紹介したいと思います。
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男前インテリアって何?
結局、男前インテリアを定義するとしたら、何だろう?と考えとき、そこにどんな答えを出すかが、インテリアに直結します。正確な定義はなく、「おしゃれでかっこいい感じ」のインテリアの総称です。これは個人的な考えですが、男前インテリアとは「力強さ」がどれだけ出ているかだと考えます。
では、「力強さ」をどのようにインテリアに反映するのかを考えたとき、次の3つの要素を取り入れてみてください。
男前インテリア① 色合いのコントラスト
そもそも賃貸住宅で壁はどんな素材?と考えると、デザイナーズ物件等で、壁の一面がネイビーやコンクリートだったりすると、それだけで雰囲気にコントラスト(メリハリ)が付きます。
ただし、一般的な賃貸住宅では、住まう様々な方の好みに合わせられるように、そして室内が明るく見えるように、壁は「白」で構成されています。さて、白という壁にコントラストを付けるためには、どのような色を採用すればよいか、答えは簡単で、黒です。簡単な話、家具を真っ黒にすれば、それだけでコントラストが生まれ、男前感が出ます。
ただ、完全に黒というのも、ホコリが目立つ等の機能面での不便さと、コントラストが強すぎると、目に入る刺激が強すぎて休めないという方もいますので、ダークグレーや、ネイビーという色が使われる場合があります。
ポイントは、白に対してのコントラストとして、「暗めの色で家具を揃えていく」ということです。
男前インテリアのコントラスト例
ブラックレザーソファー
シングルベット(ブラック)
ラグマット(ブラック)
テレビボード(ブラック)
男前インテリア② 素材の重厚感
色だけでなく、素材に注目してみましょう。重厚感のある素材とは、アイアン(鉄)です。その他には、レンガ等の石積み、木であれば年輪等が表現されていること等が挙げられます。
アイアン(鉄)は、光沢感がありつつ、後述しますがエッジ感もあります。エッジ感とは、簡単に言えば、如何に家具が細くてシャープか、ということです。
男前インテリアのコントラスト例
アイアンベッドフレーム
アイアンラック
石積みの重厚感はイメージできると思いますが、そもそも家具で本物の石積みは難しい為、インテリアとして考えると、それ風のシートを貼るか、壁にそのような模様が表現されているか、となります。
レンガシート
木については、別の言い方でヴィンテージ感とも言えます。木という素材感をより強調するには、「年輪」や「節」をしっかりと魅せることです。そうしたデザインの家具を揃えることで、より男前感を出すことが可能です。
ヴィンテージ調テーブル
ヴィンテージ調テレビボード
男前インテリア③ 水平・垂直によるエッジ感
これは少し分かりにくいかもしれませんが、重要なポイントです。
モンドリアンカラーをご存知ですか?よくスマホケースや小物等のデザインにも使用されている為、目にしたことのある方も多いかもしれません。このデザインはとても割り切りのあるデザインで、水平・垂直と、カラーは原色という、実は男前感のあるデザインです。
このデザインから水平・垂直という点に注目して頂きたいです。これを、エッジ感と言い換えると、インテリアに応用出来ます。素材の線や角が際立つデザイン、これがエッジ感のあるデザインです。
さて、エッジ感を演出するためには、前述の「素材の重厚感」と多少被りますが、
1.アイアン系の素材で線を出す。
2.ガラス等の光沢感のある家具を取り入れる、等の方法でインテリアを纏める。
などでエッジ感を演出する事が出来ます。1つずつみていきましょう。
1.アイアン系の素材で線を出す
アイアン(鉄)は強度がある為、椅子やテーブルの脚部分を細くすることが出来ます。その分、家具の線を強調することが出来る為、シャープさを表現することが可能です。そのシャープさが、エッジ感に繋がります。
アイアンチェアー
アイアンテーブル
2.ガラス等の光沢感のある家具を取り入れる
主にはテーブルになります。ガラスは光を透過し、そして反射もします。見る角度が変わると、反射による見た目は変わるのですが、それはつまり、人の動きに合わせて反射が変わるため、家具にガラスを採用することで、ガラスの存在感は比較的に強調されたものとなります。その為に、エッジ感としての存在は非常に強力で、ガラスを用いた家具は男前インテリアに繋がります。
ガラスローテーブル
ガラスサイドテーブル
アクリルチェアー
男前インテリア 壁を存分に利用する
さて、最後に男前インテリアのほぼマストなポイントの紹介です。それは、「壁面を利用する」ということです。収納棚ではなく、壁面に直接収納を設置したり、植栽等の小物を配置することで、部屋の雰囲気をいっきにかっこよくすることが出来ます。
しかし、賃貸住宅であれば尚更、壁に直接何かを設置するなんてNGです。そこで一般的に利用されているのが、通称「ディアウォール」と呼ばれる手法です。
簡単に言えば、床から天井までを突っ張り棒を設置し、その棒に色々と設置していくという方法です。これは、とても手間が掛かります。先ず、部屋の天井高さを確認します。ホームセンターで2×4(ツーバイフォー)と呼ばれる柱のような木材の規格品がありますので、それを天井高さに合わせてカットしてもらいます。そして、突っ張り棒の上下となる固定具があるので、ホームセンターで購入した2×4材に、それをはめ込んで立てれば先ずは一本が完成です。これを、作りたい棚等の形に合わせて複数設置していく作業となります。
注意して欲しいのですが、床は問題ないですが天井は基本的にそこまで頑丈ではありません。少し手で押してみて、固そうだなと思えれば良いのですが、位置によっては棒が貫通する可能性があります。
原則、壁際で組み立てることをおすすめします。
男前インテリアのコントラスト例
ディアウォールアジャスター
2×4材(ツーバイフォー)
2×4材は、床から天井までの材料に関してはホームセンターで探した方が良いです。というのも、天井までの高さ、つまり木材の長さがあるものは、ネットではなかなか見つけられません。床から天井までを完成させ、そこに棚等を作る場合は、ネットで探した木材でも長さが丁度良いものがあるでしょう。
これは、非常に手間ですが、いわゆる男前インテリアとして良くできているなと見受けられるものには、大抵このタイプの自作家具があります。また、この突っ張り棒の間に木板を取り付けることで、壁を作ることが出来ます。それが出来れば、この木板の壁は好きなようにネジ止めできるので、フック等を自由に配置し、収納にすることが出来ます。
ディアウォールは壁も作り出すことができますが、壁沿い以外に建てる時は強度に注意しましょう。以上が、お勧め男前インテリアの紹介でした。家具だけでも雰囲気は作り出すことができるので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください。
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