インテリアグリーンでまず思い浮かべるのは観葉植物だと思います。昨今特に、巣ごもり需要の影響を受け、観葉植物の需要も一気に上がっていると言われています。インテリアを彩る植物『インテリアグリーン』は、観葉植物だけでなく、坪庭のグリーンや、借景を取り込んだグリーンなど、手法はさまざまです。
また、インテリアグリーンは、癒しを与えてくれるだけでなく、少しの工夫で空間に魅力的なインパクトを与えてくれる非常にコストパフォーマンスの高いアイテムでもあります。
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洋風、和風を使い分けるインテリアグリーン
インテリアに彩りを与えるグリーンの種類によって、洋風と和風を使い分けることが出来ます。
観葉植物で人気のある樹種ドラセナやパキラ、ガジュマルなど熱帯性の地域に属している植物が多くあり、インテリアの雰囲気も南国寄りがもっとも相性がよいように思います。熱帯性の植物は、水を頻繁にあげなくてもよい樹種が多いのも人気の一つではないでしょうか。ただ、インテリアの雰囲気に和のテイストを入れることで、一段と上品な和モダンのテイストになります。
日本的な樹種である松や桜や椛などをインテリアに取り入れることによって、和のテイストを付加することができます。松や桜や椛については、太陽の光や雨水など自然の恵みを受けて成長する樹種になりますので、観葉植物に比べて室内で育てるのは少しハードルが上がることになります。そこで、坪庭に日本的な樹種を植え、坪庭のグリーンが室内に連続するような建築的な工夫を施すことで、インテリアに和のテイストを持ったグリーンを感じることができます。
インテリアグリーンはボリュームを持たす事が最もインパクトを与えられる
建築の空間や、インテリアを美しくデザインすることは、ある一定のセンスがなければ上手くデザインすることは出来ません。ただし、グリーンを使うことで美しい空間は簡単に造り上げることができます。
グリーンは、どんな空間であってもある程度のボリュームがあれば、かなり大きなインパクトを与えることができます。また、ボリュームがある程度大きければ、植栽の影がインテリアのデザインにもなります。小さなグリーンで効率よく美しい空間も造り上げることは可能ですが、植栽のバランスや配置、照明との組み合わせなどちょっとしたテクニックが必要となってきますが、ボリュームがあれば、それだけでインパクトがあり、テクニックなしで魅力的なインテイリアにすることができます。
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one archi
現在の主な作業
一級建築士試験に一発合格し、組織設計事務所にて主に学校、公民館、道の駅、発電所等の幅広い用途の公共建築物の設計を行なっている。
自己紹介
芸術学部建築学科を卒業後、ハウスメーカーメーカーにて住宅の設計販売に携わる。一級建築士事務所開設を夢に、ハウスメーカーを退職し資格学校へ通うが、そこで現職場の先輩にスカウトされ組織設計事務所に所属する事になる。一級建築士の他に、インテリアプランナー、建築積算士、casbee評価員の有資格者である。2020年、実務経験と建築知識を活かして建築系のWEBライターとして始動。
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