あなたはもう厄年を迎えましたか?厄年とは、誰しもが人生のうちに数回訪れる「災いが多く起こる年」のことです。厄年は個人的に決められた時期ではなく、日本古来からの風習で、数え年によって決められています。この記事では、厄年全般についての説明と前厄の厄払いについてご紹介します。2025年が前厄にあたる方は必見です。
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厄年とは
男性は25歳・42歳・61歳の方が厄年とされています。何をしようがしまいが、人生で3回は訪れるわけです。長生きされる方なら、もう一度厄年を迎えるかもしれませんね。女性は19歳・33歳・37歳・61歳の方が厄年とされています。女性にいたっては、男性よりも1回多くなっています。厄年の前年を前厄、後年を後厄として都合3年間において注意が必要とされているのです。これらには科学的根拠はありませんが、陰陽道を由来として平安時代には既に根付いていたようです。
2025年 前厄早見表
では実際に2025年の前厄の早見表を見てみましょう。一般的に厄年とされているのは、前厄・本厄・後厄の3年間のうちの本厄の年です。前厄は、本厄の一年前の年とします。性別で異なり、年齢は数え年で考えます。ご自分に当てはめる時は、実年齢に1歳プラスした年齢で調べてください。
男性 | 女性 |
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2002年生(平成14年生) 24歳 うま |
2008年生(平成20年生) 18歳 ねずみ |
1985年生 (昭和60年生) 41歳 うし |
1994年生(平成6年生) 32歳 いぬ |
1966年生(昭和41年生) 60歳 うま |
1990年生(平成2年生) 36歳 うま |
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1966年生(昭和41年生) 60歳 うま |
2025年 前厄を迎える男性有名人
24歳
- 三浦龍司 2002年2月11日(陸上競技選手)
- 岡林勇希 2002年2月22日(プロ野球選手)
- 藤井聡太 2002年7月19日(プロ棋士)
- 道枝駿佑 2002年7月25日(なにわ男子)
- 猪狩蒼弥 2002年9月20日(HiHi Jets)
41歳
- 松山ケンイチ 1985年3月5日(俳優)
- 山下智久 1985年4月9日(アイドル)
- 松田翔太 1985年9月10日(俳優)
- ウエンツ瑛士 1985年10月8日(タレント)
- 城田優 1985年12月26日(俳優)
60歳
- 今田耕司 1966年3月13日(芸人)
- 野村萬斎 1966年4月5日(狂言家)
- 永瀬正敏 1966年7月15日(俳優)
- 東山紀之 1966年9月30日(タレント)
- 高嶋政伸 1966年10月27日(俳優)
2025年 前厄を迎える女性有名人
18歳
- 櫻井佑音 2008年5月9日(タレント)
- 小松崎ふたば 2008年7月7日(モデル)
- 開心那 2008年8月26日(スケートボード選手)
- 杉本りいな 2008年9月20日(SKE48 )
- 岡村梨央 2008年10月8日(STU48)
32歳
- 伊藤沙莉 1994年5月4日(女優)
- 西野七瀬 1994年5月25日(アイドル)
- 百田夏菜子 1994年7月12日(アイドル)
- 二階堂ふみ 1994年9月21日(女優)
- 広瀬アリス 1994年12月11日(女優)
36歳
- 黒木華 1990年3月14日(女優)
- miwa 1990年6月15日(歌手)
- 谷村美月 1990年6月18日(女優)
- 佐藤栞里 1990年7月27日(タレント)
- 浅田真央 1990年9月25日(フィギュアスケーター)
60歳
- 小泉今日子 1966年2月4日(女優)
- 森尾由美 1966年6月8日(タレント)
- 鈴木保奈美 1966年8月14日(女優)
- 斉藤由貴 1966年9月10日(女優)
- 安田成美 1966年11月28日(女優)
前厄にしておくべきこと
前厄にしておくべきことは、翌年に迎える本厄のために穏やかに過ごすことです。本厄に向けた準備段階として、できることをしておきましょう。
① 厄を近づかせない
本厄に行くことが主流な厄払いですが、気になる方は前厄においても厄払いに行くことをおすすめします。お守りや盛り塩をして、日々の生活においても、常に厄を除けるのも一つの手です。
② 厄を追い出す
体内に溜まった厄を追い出してみてはいかがでしょう。神社仏閣で芽の輪くぐりをして、厄を追い出すことができます。
③ 身代わりを用意する
厄落としともいわれる方法で、普段自分の身に着けているものを落とすことで、厄も一緒に落とすことができます。地域によっては人を招いて厄除けパーティをし、帰りに厄除け饅頭を配り、厄のおすそ分けをする風習もあるそうです。
いつからいつまでが前厄なの?
厄払いは、旧暦の元旦にあたる節分を基準にして考えます。厄年は数え年でカウントしていくので、1月1日から次の年の節分までを厄払いの期間とします。年が明けたら厄年が始まりますので、なるべく早い時期に厄払いすることをおすすめします。
前厄の厄払いについて
厄払いには神社仏閣で祈祷をしていただく方法が主流です。厄払いを専門とした神社仏閣ではなくても、ご近所の神社でも厄払いができるかもしれません。一度、尋ねてみてもいいでしょう。厄払いの費用は、概ね5,000円から1万円のようです。明確な決まりはなく、お気持ちとしている所も多くあります。
厄年のお守り
厄除けの際に神社仏閣でお守りを購入し、常に身に着けているという方も多いでしょう。厄除けの効果が高いとして人気のお守りをご紹介します。
明治神宮(東京都)
建立100年を超える人気のパワースポットの明治神宮の開運木鈴(こだま)のお守りは、魔よけの音色とされています。
住所 | 東京都渋谷区代々木神園町1-1 |
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連絡先 | 03-3379-5511 |
アクセス | JR山手線「原宿」駅より徒歩1分 |
神田神宮(東京都)
神田神社の「将門公の厄除け守り」は、災難厄除のご利益が頂けると有名なお守りです。黒地のお守り袋はスタイリッシュで、パワーも強そうです。
住所 | 東京都千代田区外神田2-16-2 |
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連絡先 | 03-3254-0753 |
アクセス | JR中央線、総武線、東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅より徒歩5分 |
鶴岡八幡宮(神奈川県)
鶴岡八幡宮の刀を模した「御守刀」は厄を切ってくれるとして人気です。お正月の縁起ものとして知られる「破魔矢守」も厄除け効果があり、おすすめです。
住所 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下2−1−31 |
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連絡先 | 0467-22-0315 |
アクセス | JR横須賀線「鎌倉」駅から徒歩10分 |
厳島神社(広島県)
1996年に世界文化遺産に登録された厳島神社の「御神衣守」は、神様の前年の御神衣をお守りにしたものです。一年のご神徳が沢山ついた御神衣は厄除け効果があるそうです。
住所 | 広島県廿日市市宮島町1-1 |
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連絡先 | 0829-44-2020 |
アクセス | JR西日本「宮島口」駅下車、宮島口桟橋からフェリーで宮島桟橋へアクセス、徒歩15分 |
大杉神社(茨城県)
悪魔を払い災厄を除けてくれる「あんば様」の赤い「厄除守」は、巨大な御神木のパワーが絶大です。
住所 | 茨城県稲敷市阿波958 |
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連絡先 | 029-894-2613 |
アクセス | 稲敷インターチェンジから国道125号を右折3㎞ |
厄払いの作法
厄除けを受ける際にはどんなマナーがあるのでしょうか?無作法なことをして罰があたらないか、怒られないかと心配になりますね。実際には、神社仏閣によっても作法が異なるので、事前に控室などで説明や指示されます。たとえば、「合図したら一礼してください」「ここで二礼二拍手一礼してください」などです。団体で祈祷をうける場合は、座っているだけでいいこともあります。作法についてはあまり心配しなくてもよさそうです。どうしても不安であれば、事前に確認すれば、しっかりと教えてくださいます。
厄払いのマナー
では、服装についてはどうでしょうか?神社仏閣に訪れるのですから、何か多くのマナーがありそうです。服装についてもドレスコードがありそうですよね?それを知らずに場違いな服装で訪れて、赤っ恥をかかないようにしましょう。やはり、神聖な場所に行くのでスーツやフォーマルな服装で行くべきです。男女共通で注意する点は、カラフルすぎるコーディネートや肌の露出の多い服などは控えるべきです。では、ゴージャスにすればいいのかと言えばそうでもありません。派手なメイクやアクセサリー・香水は好まれません。殺生や死をイメージさせるので、本革や毛皮は避けたほうが無難です。
男性の服装の注意点
黒・紺・グレーのスーツが最も無難ですが、スーツを持っていない場合は、シャツ・スラックスにジャケットを合わせてもいいでしょう。夏に訪れる場合では半袖の襟のあるシャツにリネン素材のパンツ、ジャケットを合わせるなどします。暑いからといって、デニムやハーフパンツ、サンダル、タンクトップなどはおすすめできません。
女性の服装の注意点
神社仏閣によっては、畳で正座をすることがありますので、膝より長めのスカートの着用をおすすめします。ミニスカートなどは論外です。アクセサリーは、シルバーやプラチナの小さなものを身に着けるようにしましょう。ストッキングは肌色がおすすめですが、寒い時期に訪れる場合は、神社仏閣は足元が冷えるので寒さ対策も万全にしておきましょう。
厄除けアイテム・占い
厄除けには、常に身に着けておけるアイテムがおすすめです。得に良いとされているのは、人生に訪れる転機を無事に乗り越えて、長生きすることを願って、長いものやうろこ模様のもの、七色のものです。男性であれば、ネクタイ・ベルト・財布・定期入れなどです。女性であれば、スカーフ・ペンダント・帯・財布などです。余談になりますが、無事に厄を過ごせた暁には、厄払いをした神社仏閣にお守りを返しに行きましょう。また、厄除けのアイテムをもらったら、お返しに内祝いを贈ることも忘れないでください。
まとめ
前厄は本格的な厄年に向けて心や体の準備期間として、穏やかに過ごすようにしましょう。この記事では、厄除けの基本的な情報や厄除けの方法をシェアしました。地域や信仰により捉え方が異なる部分もありますが、無事に厄年を過ごすための先代の知恵として、できる厄除けを試してみるのもいいかもしれません。最終的にはご自身が納得のいく方法、捉え方をして心穏やかにすごしてください。