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CHの図面記号
「CH」とは(Ceiling Height) の略で、居室における床面から天井下面を示します。各フロアの仕上がりレベルであるFL~天井の仕上がり高さを示します。住宅居室の高さは2.1m以上でなければなりません。異なる高さの天井がある場合には平均のCHを表示する必要があります。
一般的なハウスメーカーでは住宅の天井高さは2.4mを一つの基準としています。CH=2.4mより天井高さが高い場合には開放感を感じ、それより低い場合には圧迫感を感じると言われています。最近ではCHが2.7mを超えるような高さの天井をもつ建物も増えてきています。
天井高さは床の仕上材から天井の仕上までの高さを表現します。床仕上げ高さをFLと言います。ここでは1Fの仕上高さなので1FLとなります。
これは建物の断面図ですが、床仕上げ高さ(FL)から天井仕上げ高さまでを示しています。天井が高いと部屋が広く感じ、開放感が大きいことが一番のメリットでしょうか。また、天井が高いと壁の高い位置に窓を設けることができます。このような窓をハイサイドライトというのですが、高い位置に窓を設けると採光を効率よく確保することができます。北側に設けると安定して太陽光を取り入れることができます。さらに通風も効率よく行うことができます。
逆に天井が高いとその室の容積が大きくなるため空調負荷が増加して空調が効きにくくなるとともに省エネに対して不利に働きます。それにより電気代が多くかかるというデメリットがあります。天井が高いとコストがかかるということです。なので天井を高くする室と少し低くしても良い室を検討するなどムダに高くすることでコストや省エネに考慮した建物とすることが重要です。
高さ関連の略語をまとめましたのでご覧ください。
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CHの図面記号・写真