1DKとは、ダイニングキッチン(DK)+寝室という間取りを示します。
1Kや1Rとは違い、ダイニングスペース+もう一部屋という使い方が出来る為、実用的には、「寝室をきちんと確保できる」という特徴があります。ですので、食事等を行う団欒スペースと睡眠という休憩スペースを明確に分けてインテリアを考えることで、メリハリのある生活空間をつくることが出来ます。1DKにおいて「家具の配置をどのように生かせば、快適に住めるインテリアを選べるのか」という観点で紹介します。
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1DK|インテリアのポイント
1DKでは、食事(団欒)スペースと睡眠スペースを2つに分けて、それぞれインテリアを考えると、纏まりのある部屋とすることが出来ます。1Kや1Rといった部屋のインテリアで難しいところは、寝具廻りとその他のキッチン等の家具をどうやって調和させるか、でしたが、1DKでは、そもそも部屋が分かれる為、それぞれに分けて考えても問題ありません。オン・オフのメリハリのある部屋を考える上で、同じ家でも居場所を複数持つことが出来ます。
DK(ダイニングキッチン)のインテリア
先ずは、DKのインテリアを考えてみましょう。部屋の広さにもよりますが、家族用マンション等のダイニングは、実はLDKと呼ばれ、リビング・ダイニング・キッチンとして、3つの用途が1つの部屋に纏まっていることが多いです。つまり、DKはスペースとしてはそこまで広くない為、家具のレイアウトには少し工夫が必要です。
① 必要最低限のダイニングテーブルで纏める
こちらの例は、机を小さく保つことで、必要最低限のダイニングテーブルを確保し、テレビやソファといった団欒できる家具を採り入れている例です。実用として、写真左側のカウンター風のテーブルでも食事は可能ですし、テレビ前のテーブルでも食事は可能です。ダイニングテーブルというと、4人掛けタイプ等、比較的大きなものを想像しがちですが、家族住まいでない限り、そこまで大きな机は必要ありせん。1人若しくは2人暮らし程度であれば、写真のような大きさのテーブルで十分です。
1DKインテリアのコントラスト例
② ダイニングにテレビを置かない
テレビを置く為には、テレビボードやテレビを見る為のスペース等、意外と場所を占めてしまいます。寝室というもう一部屋にテレビを配置するようにインテリアを計画すれば、DK(ダイニングキッチン)にダイニングテーブルとイスを配置し、より広々と家具を配置することが可能です。見せる収納として、食器や調理家電等を棚に配置すれば、料理のし易さだけでなく、食事やコーヒーブレイク等の時間をより楽しみやすく生活することも可能です。
1DKインテリアのコントラスト例
キッチンそのもののレイアウト例は、1Rインテリアで紹介していますので、そちらもぜひご覧になってください。
寝室のインテリア
続いて、寝室のインテリアを考えましょう。
冒頭でも伝えましたが、DK部分と寝室はそこまでインテリアの統一性にこだわる必要はありません。それよりも、寝室としてリラックスできる空間づくりを優先させた方が良いです。ここで、寝室に必要な家具は何なのか、を考えましょう。ベッドは当たり前として(布団であってもOKです。)、場合によってはテレビ、服などの収納、女性であれば化粧台等でしょうか。
ここで、1DKの寝室インテリアのポイントとして、「背の低い家具で揃え、椅子や小テーブルを置く場合は、座椅子タイプ等、床に座るスタイルにしておく。」という点を伝えたいと思います。しつこいようですが、1DKとは、DK(ダイニングキッチン)と寝室に分けられたタイプの部屋です。この最大のメリットは、生活のオン・オフを部屋で分けられることにあります。
このオン・オフというのは、実際に寝る時にしか寝室に行くか行かないか、という意味ではなく、生活のバランスとして、様々な状態に適応した部屋を用意できる、ということです。DKは、ダイニングとしての機能を最大限に引き出し楽しむ為に、なるべく椅子とテーブルを用意することで、机で何かをする、という場所にすることが出来ます。一方、寝室は床で何かをする、という環境を作り出すことでDKとの差別化を図り、「ベッドルームでしか結局過ごしていない」や「寝室は寝る為だけの部屋」というような、場所の持ち腐れを防ぐことが出来ます。
背の低いインテリアで統一
そして繰り返しになりますが、ベッドルームは、ベッド(寝具)という家具の特性上、背の低い家具で揃えていくことで、統一感のあるインテリアにすることが出来、実際の使い勝手としても、起きてすぐに床で過ごすこともできるので、意外とベッドから離れて生活することが出来ます。
1DKの寝室も、決して広いとは限りません。必要最低限のテーブルを壁際に配置することで、中央部分を広く利用し、より広く感じさせる寝室の例です。
1DKインテリアのコントラスト例
ベッドは、下に収納が付いているタイプ等もありますが、収納に余裕があれば、あえて背の低いタイプのベッドにすることで、より部屋を広く感じさせることが出来ます。
1DKインテリアのコントラスト例
1DKのインテリアのまとめ
以上が1DKのおすすめインテリアでした。
これから部屋づくりを考えている方、もしくはインテリアを見直したい方、1DKのインテリアは、「DK(ダイニングキッチン)に小さくて良いのでテーブルと椅子を、寝室を背の低い家具で統一する」という基本テクニックをベースに、好みの色や素材を探してみてください。色々な場所を用意することで、生活自体のクオリティも高めることができるはずです。
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