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間取図記号の意味

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折戸の図面記号

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折戸の図面記号

折戸とは、取っ手部分を引くと扉の中心部分が2枚に折れて開く扉のことを言います。設置スペースの確保が容易であり、開閉しやすいというメリットがあるとともに、開口部を最大限に確保しながら利用できるので開放的な空間とすることができます。また、クロゼットなどによく利用されているのはクロゼットの中身が一目で見れることと、折れ戸を開くとクロゼットを一気に同時に利用することができるよう利便性を向上させるためです。

メリットとデメリットをまとめると以下になります。

メリット
① 開放感がある
扉をあけても引き残す部分が少ないため開口部のほとんど開放することができます。開放的な空間とすることができます。

② 利便性が高い
折れ戸を開放するとそのほとんどを開口部として利用できるので、クロゼット等で採用した場合は一目見て何がどこに配置されているのかがわかります。いちいち扉を移動することなく利用できるという面から利便性が高いメリットがあります。

② 省スペース化
引き戸に比べると扉を引く部分のスペースが不要になるため、狭い空間でも開口を広く確保
しつつ利用できるという特徴があります。

③ 設置コストが抑えられる
引き戸や開き戸と比べると設置コストが低いのは折れ戸ならではのメリットといえるでしょう。

デメリット
① 開口部の端でかさばる
折れ戸はその名の通り扉が2枚に折れて開けるので、開けたときに開口の端部分で収納されてかさばります。しかし、最近の折れ戸はレールをどこでも自由自在に移動できるので片方に寄せることもできますし、両端に振り分けることもできる仕様になっています。

② 安全性に少し難がある
勢いよく扉を折る動作（勢いよく開ける）の際に指を挟むことがある可能性があります。特に小さなお子様が利用する際には注意が必要です。