この記事では、コンクリート診断士の試験日・試験内容・合格率についてまとめています。この資格に関心がある皆さま是非参考にしてください。
日本コンクリート工学会が認定する民間資格です。既存のコンクリート構造物を診断して維持管理の提案を行う業務です。4月に実施される診断士eラーニングと10月に実施される筆記試験を受けます。
それでは、コンクリート診断士資格について紹介していきましょう。
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コンクリート診断士 講習eラーニング概要
2020年度よりコンクリート診断士講習の受講方法が『全国での講習会→eラーニングによる講習』に大きく変更されました。コンクリート診断士試験を受けるには診断士講習 e ラーニングの受講が必須です。ただし、2020年度 診断士講習受講者は2021年度の受講は免除されます。2019年度以前の受講者は再度受講が必要です。 受験希望者を対象としますので、各自受験資格を確認のうえお申込みください。
受講時間
全編合計 約9時間(基礎編:約5時間、応用編:約4時間) ※章・節ごとに区切っての受講が可能です。
申込期日と受講期間
- 講習申込期間:2023年12⽉4⽇(月)〜2024年2⽉5日(月)
- 受講期間:2024年4月5日(金)~2024年5月20日(月)
受講費用
合計:23,000円
- 受講料:22,000円(税込、テキスト「コンクリート診断技術 ’24」含む)
- 願書代:1,000円(税込)
※eラーニング受講申込者は、コンクリート診断士試験受験願書を一緒に送ります。
受講申込み方法
入金および専用サイトからの受講申込みの登録が完了した方のみ、eラーニングの受講が可能となります。本学会HPよりお申込みください。詳細は、HP掲載の「2024年度コンクリート診断士講習 eラーニング受講申込手順」を参照願います。
以下の手順①~⑤に沿って確認ください。
① Eメールアドレス登録
Eメール登録サイトから eメールアドレスを登録します。登録メールアドレス宛に、ログイン ID およびパスワードが届きます。
※登録前に必ず視聴の動作確認をしてください。
※視聴にかかる通信費は受講者負担となります。必ず通信環境の良い場所でご視聴ください。
② 受講料入金
郵便局備付の払込取扱票(通信欄にログイン ID を記入)にて下記郵便振替口座へ払い込みください。
※通信欄にログイン ID を記入してください。
※複数まとめての払い込みは不可、払込手数料は申込者にてご負担願います。
③ 受講申込の登録
受講申込登録サイトから入力をお願いいたします。登録完了後は、登録(確認)画面を必ず印刷し、保存をお願いします。
④ 受講票・テキスト到着
2月5日までに STEP3までの手続き(入金および申込登録)が完了した方へ、受講票、テキスト「コンクリート診断技術’24」およびコンクリート診断士試験受験願書を4月上旬にゆうパックにて送付します。
⑤ eラーニング受講
受講期間(4月5日~5月20日)に eラーニングサイト よりログインしてください。
※すべてのコンテンツを視聴すると受講修了証が表示されます。受講修了証は各自 印刷のうえ、願書に添付をお願いします。
※受講修了後は5月20日まで、すべてのコンテンツで復習が可能です。
eラーニングの操作・登録方法に関するお問合せ先:info@jcis-el.jp
受験資格等に関するお問合せ先:e-shindan@jci-net.or.jp
コンクリート診断士試験概要
試験実施については2024年3月頃ホームページおよび会誌にて詳細発表の予定です。
受験願書販売期間
2024年4月1日(月)~5月10日(金)
受験願書受付期間
2023年4月1日(月)~5月22日(月) ※簡易書留郵便による郵送での提出は5月22日(金)消印有効
願書購入方法
1部 1,000円(税込・郵送料含む)
試験日
2024年7月21日(日)
試験地
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、沖縄
試験方法
- ①四肢択一問題
- 記述式問題
受験資格
2024年5月1日において以下の1つに該当する方で、かつ、2023年度または2024年度に本学会主催のコンクリート診断士講習eラーニングを受講された方です。
- コンクリート主任技士
- コンクリート技士
- 一級建築士
- 技術士(建設部門)
- 技術士(農業部門-農業土木または農業農村工学)
- 土木学会認定(特別上級・上級・1級)土木技術者
- 建設コンサルタンツ協会認定 RCCM(鋼構造及びコンクリート)
- プレストレストコンクリート工学会認定 コンクリート構造診断士
- 1級土木施工管理技士または1級建築施工管理技士
※9⃣ 監理技術者資格者証を有すること
コンクリート技術に関する科目(コンクリート工学、土木材料学、建築材料学、セメント化学、無機材料工学)を履修した卒業者。
- 大学(実務経験4年以上)
- 高等専門学校(専攻科) (実務経験4年以上)
- 短期大学(実務経験6年以上)
- 高等専門学校(実務経験6年以上)
- 高等学校(実務経験8年以上)
受験料
14,300円(税込)
払込方法
願書に同封されている払込用紙で払い込み。
合格発表
合否通知は2024年9月末日(予定)に合否とも直接本人に通知します。合格者の受験番号と氏名を「コンクリート工学」(10月号)誌上に、9月末(予定)に受験番号を本学会ホームページに約1ヶ月掲載します。また、四肢択一式問題の正解肢は合格発表と同時に、およそ1ヶ月間ホームページに掲載されます。
コンクリート診断士の登録
コンクリート診断士試験の合格者のうち、登録した方には「コンクリート診断士」の資格が付与されます(登録しないと「コンクリート診断士」の称号は使用できません)。登録者にはコンクリート診断士デジタル版登録証(オープンバッジ)ならびにコンクリート診断士登録者証カード(写真入り)を発行します。
- 登録受付期間・登録料:合格者に通知します
- デジタル版登録証(オープンバッジ)・登録者証カード発送時期:2025年3月末(同年4月1日より有効)
研修
4年ごとの登録更新には診断技術の維持・向上のために必要な最新の技術あるいは診断事例等に関する研修の受講が必須条件となります。
- 時 期:毎年10月
- その他:研修の実施要領は該当者に通知します。(7月予定)
コンクリート診断士資格の合格率
実施年 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2023年 | 3,412人 | 535人 | 15.7% |
2022年 | 3,474人 | 557人 | 16% |
2021年 | 3,611人 | 576人 | 16% |
2020年 |
2,973人 | 484人 | 16.3% |
2019年 | 4,243人 | 663人 | 15.6% |
2018年 | 4,496人 | 665人 | 14.8% |
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著者 | 十河 茂幸、平田 隆祥 |
---|---|
出版社 | 日経BP |
ページ | 352ページ |
コンクリート診断士試験 重要キーワード130
コンクリート診断士試験に向けて重要なキーワード130を厳選しています。図や写真を交えて1つのキーワードを見開き単位で詳細に解説しているのでわかりやすい1冊です。
著者 | |
---|---|
出版社 | 日経BP |
ページ | 279ページ |
コンクリート診断士試験対策標準テキスト
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著者 | |
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出版社 | 秀和システム |
ページ | 512ページ |
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