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電気工事士のおすすめ通信講座10選を徹底比較!

電気工事士 おすすめ通信講座 電気系の資格

電気工事士とは、電気工事のスペシャリストして活躍できる国家資格です。数ある国家資格の中では比較的に難易度はやさしい資格となっていますが、独学でちょっと勉強した程度で取得できるものではありません。そこで、上手に活用したいのが通信講座ですよね。通信講座は、忙しい方でも時間や場所を選ばずに学習することができます。

ここでは、電気工事士のおすすめ通信講座10選を徹底比較しています。費用や学習カリキュラムなど、選び方のポイントをまとめています。この記事を参考にして、ぜひご自分に最適な通信講座を探して下さいね。それでは、さっそく見ていきましょう。

 

このページの目次

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  1. 電気工事士資格の通信講座おすすめランキング
    1. 【第1位】ユーキャンの電気工事士通信講座
    2. 【第2位】たのまなの電気工事士通信講座
    3. 【第3位】JTEXの電気工事士通信講座(電気工事士合格講座)
    4. 【第4位】SATの電気工事士通信講座
    5. 【第5位】NHK学園の電気工事士通信講座
    6. 【第6位】翔泳社アカデミーの電気工事士通信講座
    7. 【第7位】日本エネルギー管理センターの電気工事士通信講座
    8. 【第8位】キャリカレの電気工事士通信講座
    9. 【第9位】日本建設情報センターの電気工事士通信講座
    10. 【第10位】TACの電気工事士通信講座
  2. 電気工事士通信教育講座の選び方のポイント
    1. 【選び方のポイント1】講座の費用や期間
    2. 【選び方のポイント2】教材や講義の内容
    3. 【選び方のポイント3】学習カリキュラム
    4. 【選び方のポイント4】サポート体制の充実
    5. 【選び方のポイント5】キャンペーンの充実
    6. 【選び方のポイント6】教育訓練給付金制度
    7. 【選び方のポイント7】会社の信頼性
    8. 【選び方のポイント8】合格率
    9. 【選び方のポイント9】口コミ・評判
  3. 電気工事士の通信講座の比較
    1. 電気工事士通信講座を料金比較
    2. 電気工事士通信講座を期間比較
    3. 電気工事士通信講座を教材・講義内容比較
    4. 電気工事士通信講座をサポート面から比較
    5. 電気工事士通信講座のキャンペーン情報を比較
    6. 電気工事士通信講座の教育訓練給付金制度を比較
    7. 電気工事士通信講座を会社の信頼性で比較
    8. 電気工事士通信講座を合格率で比較
    9. 電気工事士通信講座の口コミ・評判で比較
  4. 電気工事士は通信と独学どちらがおすすめ?
  5. 電気工事士試験の試験日・試験内容と合格率
  6.  電気工事士の通信講座に関するQ&A

電気工事士資格の通信講座おすすめランキング

電気工事士資格の通信講座をランキング形式で、以下の表にまとめました。

順位 会社・講座名 特徴 価格
第1位

ユーキャンの電気工事士
通信講座

・コースが豊富
・要点をおさえた分かりやすいテキスト
・問題集や技能試験対策など副教材も充実

第一種電気工事士講座
 一括払い:69,000円(税込)
 分割払い:69,720円(税込)

第二種電気工事士講座
・本科コース
 一括払い:63,000円(税込)
分割払い:63,680円(税込)
・技能試験コース
 一括払い:39,000円(税込)
 分割払い:39,800円(税込)

第2位

たのまなの電気工事士
通信講座

・重点ポイントをおさえたテキスト
・丁寧な添削指導
・ユーキャンよりも安価

第一種電気工事士受験講座
 31,900円(税込)

第二種電気工事士受験講座
 29,700円(税込)

第3位

JTEXの電気工事士通信講座(電気工事士合格講座)

・図や写真が多く分かりやすいテキスト
・DVDやWeb動画サービス、練習材料が一式そろっているので、技能試験対策も万全

第一種電気工事士合格講座
 一般受講料:57,200円(税込)
 特別受講料:55,000円(税込)

第二種電気工事士合格講座
 一般受講料:49,500円(税込)
 特別受講料:46,200円(税込)

第4位

SATの電気工事士
通信講座

・フルカラーで読みやすいテキスト
・Eラーニングシステムで効率的な学習ができる
・返品、返金保証や不合格時のサポート期間延長など補償制度が充実

第二種電気工事士講座
 27,280円(税込)
第5位

NHK学園の電気工事士
通信講座

・図や写真が多く分かりやすいテキスト
・合格講座では、DVDや練習材料で技能試験対策もできる

第二種電気工事士受験講座
 29,700円(税込)

第二種電気工事士合格講座
 47,300円(税込)

第6位

翔泳社アカデミー
の電気工事士通信講座

※販売終了が決定

・要点を絞ったテキストで短期間合格を目指せる
・練習部材付きなので技術試験対策も可能

第一種電気工事士短期合格特別講座(総合コース)
 81,576円(税込)

第二種電気工事士短期合格特別講座(総合コース)
 61,600円(税込)

第7位

日本エネルギー管理センター
の電気工事士通信講座

・電気系の会社による講義動画を見て学べる
・受講者80%~90%以上の高い合格率
・1万円台と安価な受講料

第二種電気工事士
・令和5年上期対策コース 9,800円
・令和5年下期対策コース13,800円
(税込、テキスト代別途)

第一種電気工事士
・令和5年度対策コース 9,800円
(税込、テキスト代別途)

第8位

キャリカレの電気工事士
通信講座

・イラストや図表が豊富で分かりやすいテキスト
・一問一答、厳選問題集、技能対策(映像講義)はスマホで見られるので、スキマ時間で効率的に学習できる
・3か月の短期合格カリキュラム
第二種電気工事士合格指導講座
41,900円(税込)
第9位

日本建設情報センター
の電気工事士通信講座

・要点のまとまった分かりやすいテキスト
・本番を想定した模擬試験問題で試験対策が万全にできる
・試験に必要な工具付きセットもある

第一種電気工事士
・【学科・技能】Webコース+部材セット62,000円(税・送料込)
・【学科・技能】DVDコース+部材セット63,000円(税・送料込)

第二種電気工事士
・【学科・技能】Web講座+部材セット44,500円(税・送料込)
・【学科・技能】DVDコース+部材セット45,500円(税・送料込)

第10位

TACの電気工事士
通信講座

・出題傾向に沿ったテキストで効率的に学習
・メール、対面、オンラインで技能対策をサポート
・WebトレーニングでCBT方式の練習ができる
・作成した課題の添削サービスが受けられる

第一種電気工事士学科+技能試験対策コース
・Web通信講座:49,000円(税込)
・DVD通信講座:64,000円(税込)

第二種電気工事士学科+技能試験対策コース
・Web通信講座:60,000円(税込)
・DVD通信講座:68,000円(税込)

 

【第1位】ユーキャンの電気工事士通信講座

ユーキャン

CMでもおなじみ、ユーキャンの通信講座です。ユーキャンには第一種電気工事士講座と第二種電気工事士講座があります。

項目 第一種電気工事士講座 第二種電気工事士講座
価格

一括払い:69,000円(税込)
分割払い:69,720円(税込)

・本科コース
 一括払い:63,000円(税込)
 分割払い:63,680円(税込)

・技能試験コース
 一括払い:39,000円(税込)
 分割払い:39,800円(税込)

期間 8か月
目指せる資格 第一種電気工事士 第二種電気工事士
教材の特徴 ・高い合格率を誇るテキストは、重要ポイントが分かりやすく、多くの練習問題付き
・4回の添削レポートで弱点をカバーできる
・5時間のWeb動画で技能試験対策も万全

・忙しくても効率よく学習できるように工夫されたテキスト
・高頻出の問題を重点的に学習できる
・技能試験対策は、作品完成までの実作業を5時間のWeb動画で確認できるので理解しやすい

学習カリキュラム ①メインテキストの学習(4日×4時間=16時間/1か月)
②1か月目の学習まとめとしてレポートの提出
③①と②を4回繰り返す
④技能試験の配信動画で確認
⑤受験
サポート体制

・質問券を利用し、郵便で質問可(2回まで)
・添削指導が受けられる(8回まで)
・「学びオンラインプラス」の利用でより知識の定着が高まる
・「ユーキャン仕事オンライン」で求人検索ができる

キャンペーン なし
教育訓練給付金制度
 

ユーキャンの電気工事士通信講座の8つの特徴

ユーキャンの電気工事士講座は、ポイントをおさえた内容で分かりやすいテキストと、不明な点は質問できるサポートが付いているので、初心者でも安心して受講できます。独学では技術試験対策が不安という方にも、添削指導でしっかりとフォローできます。特に、第二種電気工事士講座の受講者の87.2%は初心者となっており、人気の高さがうかがえます。受講価格はやや高めになりますが、開講実績30年を誇る安定の講座で万全の対策をしたい方にはおすすめです。

 

【特徴1】価格について

ユーキャンの第一種電気工事士講座は、一括払いで69,000円(税込)、分割14回払いで税込 69,720円(税込)です。そして、第二種電気工事士講座は本科コースと技能試験コースがあり、本科コースは一括払いで63,000円(税込)、分割16回払いで63,680円(税込)です。技能試験コースでは、一括払いで39,000円(税込)、分割 10回 払いで39,800円(税込)となります。どの講座においても教育訓練給付制度が利用できるので、条件を満たせば最大で合計金額の20%が支給されます。

【特徴2】受講期間について

第一種電気工事士講座と第二種電気工事士講座ともに、標準学習期間は8か月です。ただし、受講開始から試験月まで8か月未満の場合は翌年の試験月まで受講可能です。

【特徴3】目指せる資格について

第一種電気工事士講座は第一種電気工事士、第二種電気工事士講座は第二種電気工事士です。

【特徴4】教材について

まず、第一種電気工事士講座で使用される教材を紹介します。

<第一種電気工事士の教材>

  • メインテキスト7冊
  • 副教材
    問題集
    添削課題集
    過去問題集
    DVD1枚
    ガイドブック
  • 材料・用具・機器など練習用材料一式

良質な教材と評判のユーキャンのテキストは、とにかく写真や図解を多用して分かりやすさを追求しています。要点が一目瞭然でまとめられていて、重要な用語は赤字になっており解説も掲載されているので、効率よく学習できます。章末は重要ポイントのまとめページになっているので、試験前の直前対策にも活用できます。問題集には丁寧な解説が付いているので、初心者にも取り組みやすい内容となっています。また、ユーキャン受講生限定の学習サイト「学びオンラインプラス」では、スマホやパソコンからいつでもミニテストを受けられるので、スキマ時間を上手に利用しながら知識の定着力アップができますよ。

技能試験対策には、技能の基本を丁寧に解説したテキストと「合格できる!技能試験対策」DVDのセットで、技能試験本番を意識した対策ができます。特に、DVDでは作業の方法やコツを映像で分かりやすく解説しています。また、練習材料もセットになっているので自分で用意する手間もなく、すぐに練習を始められますよ。

 

続いて、第二種電気工事士講座で使用される教材を紹介します。

<第二種電気工事士の教材>

  • メインテキスト7冊
  • 副教材
    ガイドブック
    添削課題集
    技能試験対策DVD
    過去問題と解答・解説
    基礎数学/公式集/用語集
    添削関係書類
  • 材料・用具・機器など練習用材料一式(44点)

テキストの見やすさや分かりやすい表現にこだわっている点の他に、特に魅力的なのは副教材が充実していることです。「基礎数学/公式集/用語集」には試験に必要な数学の知識がまとまっているので、数学が苦手な人でもここに掲載されている内容を繰り返し学習しておさえておけば安心です。

【特徴5】学習カリキュラムについて

通学講座と異なり、通信講座は自分で学習のスケジュール管理をしないといけません。そのため、続けられるかどうか不安という人も多いかもしれませんよね。でも、ユーキャンの電気工事士通信講座は自分専用のスケジューリングをしてくれるので安心して受講できます。万が一予定より学習が遅れてしまっても、自動でスケジュールをリカバリー作成してくれるので、慌てずに続けることができます。

【特徴6】サポート体制について

独学で学習していると、分からないところがあるとつい後回しにしてしまいがちかもしれません。しかし、ユーキャンでは受講期間中メールや郵便で講師に質問ができるので、そのような心配もありません。あと、添削問題を定期的に提出することで受けられる丁寧な添削指導や、受講生専用のWebサービス「学びオンラインプラス」を活用することで、苦手な問題や弱点の克服につながります。また、学科だけでなく施工物の添削もしてくれるので、技能試験対策もばっちりできますよ。

【特徴7】キャンペーンについて

ユーキャンの電気工事士通信講座では、現在キャンペーンはありません。

【特徴8】教育訓練給付金制度について

ユーキャンの電気工事士通信講座は、教育訓練給付金制度の対象講座です。制度を利用するための一定の条件を満たした人が対象講座を受講して修了すると講座料金の20%が支給されるので、電気工事士の資格取得がお得になります。

 

【第2位】たのまなの電気工事士通信講座

たのまな

項目 第一種電気工事士講座 第二種電気工事士講座
価格 31,900円(税込) 29,700円(税込)
期間 4か月(8か月まで在籍可)
目指せる資格 第一種電気工事士 第二種電気工事士
教材の特徴 ・重要ポイントと多くの練習問題付きのテキスト使用で高い合格率を誇る
・計4回の添削問題で弱点をカバーできる
・技能試験対策は分かりやすいWeb動画
・忙しい人でも効率よく学習できるテキスト内容
・高頻出の問題を重点的に学習
・技能試験の作業は5時間の配信動画で丁寧に解説
学習カリキュラム

①メインテキストの学習(4時間×4日=16時間/1か月)
②1か月目の学習が修了したらレポート提出
③①と②を4回繰り返す
④受験

サポート体制 ・質問券を利用して郵送で質問可(2回まで)
・添削指導が受けられる(4回まで)
キャンペーン なし
教育訓練給付金制度 ×

 

たのまなの電気工事士通信講座の7つの特徴

たのまなの電気工事士講座は、他社にくらべて安い受講費用で学習できる点が魅力的です。3冊のメインテキストで知識の定着をはかる学習の他、4回の添削指導や技能試験対策の動画で合格に向けてサポートしてくれます。技能試験対策に関してはユーキャンの方が手厚さがうかがえるものの、ランキングではユーキャンに続いて人気の講座となっています。

 

【特徴1】価格について

第一種電気工事士受験講座は31,900円(税込)、第二種電気工事士受験講座は29,700円(税込)です。どちらも一括払いとなっています。

【特徴2】期間について

標準学習期間は4ヶ月となっているので、4ヶ月でテキストや課題を修了するよう学習をすすめていきましょう。でも、万が一遅れてしまってもサポート期間は8か月あるので安心して受講できます。

【特徴3】目指せる資格について

第一種電気工事士講座は第一種電気工事士、第二種電気工事士講座は第二種電気工事士です。

【特徴4】教材の特徴について

まず、第一種電気講座で使用される教材を紹介します。

<第一種電気工事士の教材>

  • テキスト(上・中・下・別冊)
  • Web動画付き副テキスト
  • レポート課題(全4回)
  • 学習のしおり

テキストは筆記試験編が2冊と技能試験編が1冊になっています。筆記試験編のテキストは、第一種電気工事士試験に必要な電気に関する基礎理論や配電設計、検査方法や法令について効率よく学習できる内容です。また、練習問題も多く掲載されているので実践力を高めることにも役立ちます。 

技能試験編のテキストは、図や写真を多用した分かりやすい内容で施工作業のポイントを解説しています。そして、公表問題に対応したDVDも付いているので、繰り返し視聴することで技能試験対策をより万全にすることができますよ。映像で実際の施工作業の流れを確認できるので、とても分かりやすくなっています。テキスト学習の他にもレポート課題が4回あり、合格点は100点満点中60点となっています。丁寧な添削指導を受けることができるので、苦手なところや間違ったところは克服して次に繋げていきましょう。

 

続いて、第二種電気工事士講座の教材を紹介します。

<第二種電気工事士の教材>

  • テキスト(上・中・下・別冊)
  • Web動画付き副テキスト
  • レポート課題(全4回)

テキストは筆記試験編が2冊と技能試験編が1冊になっています。高頻出の問題を厳選してまとめてあるので、忙しい方でも効率的に学習できる内容です。また、技能試験編に載っている多数の例題をおさえておくことで、本番の技能試験に万全の体制で臨むことができます。 

また、技能試験対策は公表問題13問が収録されているDVDを活用しましょう。技能試験は公表問題から出題されますし、一連の作業を映像を見ながら確認できるので、非常に頼もしいツールですよ。別冊には受験ガイドや演習問題などがまとめられています。学習内容だけでなく、受験に関する情報や学習のコツなども知ることができるので便利です。

【特徴5】サポート体制について

期間中にレポート提出が4回あるので、習得度の確認ができます。個人のレベルに応じて分かりやすく丁寧な添削指導が受けられるので、弱点の克服や得意分野を伸ばすことに役立つでしょう。また、質問券を利用すれば2回まで質問を受け付けてくれます。受付は郵送のみとなっているので注意しましょう。

【特徴6】キャンペーンについて

たのまなの電気工事士通信講座では、現在キャンペーンはありません。

【特徴7】教育訓練給付金制度について

たのまなの電気工事士通信講座は、教育訓練給付金制度の対象講座ではありません。

 

最短距離で合格へたのまなの電気工事士講座

 

 

【第3位】JTEXの電気工事士通信講座(電気工事士合格講座)

JTEX

 
項目 第一種電気工事士講座 第二種電気工事士講座
価格 一般受講料:57,200円(税込)
特別受講料:55,000円(税込)
一般受講料:49,500円(税込)
特別受講料:46,200円(税込)
期間 4か月
目指せる資格 第一種電気工事士 第二種電気工事士
教材の特徴 ・イラストや写真が多く分かりやすいテキスト・丁寧な解説付きで分かりやすい練習問題・テキストと動画配信、公表問題対応の実技練習で技能試験対策ができる
学習カリキュラム ①電気の理論と応用について
②電気機器等から自家用電気工作物まで
③配線図から法令、写真問題について
④学科試験実施問題
⑤技能試験の内容を把握する
⑥技能試験実施問題
①1~3か月目(上巻・中巻)が学科試験対策
②4か月目(下巻)が技能試験対策
サポート体制 ・4回のレポート
・技能試験対策に副テキストと動画配信付き
キャンペーン なし
教育訓練給付金制度 ×
 

JTEXの電気工事士通信講座の7つの特徴

JTEXは、技術系資格試験対策講座をメインに扱っています。JTEXの電気工事士通信講座は、講座のラインナップが豊富なのでニーズに合わせて選びやすいのが特徴です。テキストには図解が多く用いられていたり問題に丁寧な解説が付いているので、ボリュームはやや多めとなっています。技能試験対策は、分かりやすい動画配信で実際の作業を確認したり、試験キットを用いて練習することができます。また、JTEXの電気工事士通信講座には試験セットが含まれていない講座もあります。

 

【特徴1】価格について

第一種電気工事士合格講座は、一般受講料が57,200円(税込)で特別受講料は55,000円(税込)となっています。第二種電気工事士合格講座の一般受講料は49,500円(税込)で、特別受講料は46,200円(税込)です。特別受講料とは、法人や団体受講にあてはまります。ですので、個人の方は一般受講料になります。ちなみに、試験セットが含まれていない第一種電気工事士合格講座は一般受講料が31,900円(税込)、特別受講料が29,700円(税込)です。また、試験セットが含まれていない第二種電気工事士合格講座は、一般受講料が29,700円(税込)、特別受講料が27,500円(税込)となります。

【特徴2】期間について

標準学習期間は4ヶ月となっているので、4ヶ月でテキストや課題を修了するよう学習をすすめていきましょう。

【特徴3】目指せる資格について

第一種電気工事士合格講座は第一種電気工事士、第二種電気工事士合格講座は第二種電気工事士です。

【特徴4】教材の特徴について

まず、第一種電気工事士合格講座で使用される教材を紹介します。

<第一種電気工事士の教材>

  • 主テキスト3冊
  • 過去問題集1冊
  • 技能試験副テキスト「第一種電気工事士 技能試験 候補問題の攻略手順」(動画配信付き)
  • 技能試験セット(・端子台 ・埋込連用器具 ・配線器具 ・合成樹脂可とう電線管器具 ・金属管器具 ・ゴムブッシング ・リングスリーブ ・差込型コネクタ)
  • レポート4回

テキストは図や写真が豊富で分かりやすく例題や問題の解説も丁寧なので、電気に関する理論、電気応用、電気工事の施工方法などの難しい内容も効率的に学習できます。過去問題集は、繰り返し解くことで問題の傾向をつかめるとともに、知識の定着を高めることができるので、ぜひ何度も活用しましょう。技能試験対策は、副テキストと動画配信で実際の作業内容を確認して、技能試験セットで実技練習ができます。公表問題全10問に必要な材料がセットされているので、自分で揃える手間もなくすぐに練習を始められます。

 

続いて、第二種電気工事士講座の教材を紹介します。

<第二種電気工事士の教材>

  • 主テキスト3冊+過去問題集
  • 技能試験副テキスト(動画配信付き)
  • 技能試験セット(端子台 ・埋込連用器具 ・配線器具(合成樹脂可とう電線管、アウトレットボックス、ねじなし電線管など) ・ゴムブッシング ・リングスリーブ ・差込型コネクタ ・各種ケーブル類)
  • レポート4回

丁寧に解説されているテキストと、公表問題13問に対応した技能試験セットで、学科試験と技能試験対策の学習を進めることができます。

【特徴5】サポート体制について

第一種電気工事士合格講座では動画配信、第二種電気工事士合格講座ではDVDが付いているので、テキストで学習する他にも、映像で作業の様子を分かりやすく学ぶことができます。そして、第一種電気工事士合格講座と第二種電気工事士受験講座ではレポートを4回提出する課題があるので、丁寧な添削を受けることで客観的にフィードバックを得ることが可能です。

【特徴6】キャンペーンについて

JTEXの電気工事士通信講座では、現在キャンペーンはありません。

【特徴7】教育訓練給付金制度について

JTEXの電気工事士通信講座は、教育訓練給付金制度の対象講座ではありません。

 

 

最短距離で合格へJTEXの電気工事士講座

 

 

【第4位】SATの電気工事士通信講座

SAT

 
項目 第二種電気工事士合格講座
価格 27,280円(税込)
期間 6か月
目指せる資格 第二種電気工事士
教材の特徴 ・フルカラーで読みやすいテキスト
・Eラーニングシステムで効率的な学習ができる
・スキマ時間を有効活用できる暗記カード
学習カリキュラム ①基礎数学
②電気理論(基礎)
③電技解釈
④材料等鑑別
⑤配線図読解
⑥過去問題
サポート体制 ・30日間の返金保証
・破損や不具合DVDの1年間交換サービス
・不合格時のサポート期間6か月延長
キャンペーン なし
教育訓練給付金制度
 

SATの電気工事士通信講座の特徴

SATの電気工事士通信講座は、フルカラーで図表が多く分かりやすさを重視したテキストとなっています。第二種電気工事士資格試験の合格に向けて、目標を確実に達成できる再現性が高いと言われる原田メソッドを取り入れています。また、講義映像の質にもこだわり、専用スタジオで収録された高品質の映像授業を視聴することができます。

分からないところはスマホから写真を添付して質問できるので、言葉では表わすのが難しい問題も簡単に質問できるので便利ですよ。質問機能の他にも、Eラーニングでは多様な演習問題機能などが付いているので、上手に活用することで学習効果を高めてくれます。あと、返品や返金保証、不合格時のサポート期間延長など補償制度が充実しているので、安心して受講できますね。

 

 

最短距離で合格へSATの電気工事士講座

 

 

【第5位】NHK学園の電気工事士通信講座

NHK学園

 
項目 第二種電気工事士合格講座
価格 第二種電気工事士受験講座:29,700円(税込)
第二種電気工事士合格講座:47,300円(税込)
期間 4か月
目指せる資格 第二種電気工事士
教材の特徴 ・図解が多く読みやすいテキスト
・問題は丁寧な解説付きで分かりやすい
・実際の作業は動画配信で確認し、技能試験に備える
・練習材料付きなので実技練習がすぐにできる
学習カリキュラム 1か月目:基礎理論等
2か月目:電気機器、配線器具、電気工事用材料・工具
     電気工事の施工方法、一般用電気工作物の検査方法、一般用電気工作物の保安に関する法令等
3か月目:配線図
4か月目:技能試験
サポート体制 ・合格講座には練習材料付き
・技能試験対策は公表問題に対応したDVD付き
・リポート受付は4か月延長可能
キャンペーン なし
教育訓練給付金制度 ×
 

NHK学園の電気工事士通信講座の特徴

NHK学園の電気工事士通信講座は、第二種電気工事士の資格取得のみになります。講座には、第二種電気工事士受験講座と合格講座がありますが、技能試験対策までカバーする場合は合格講座を受講しましょう。技能試験対策を自力ですすめるのは不安がある方も多いのではないでしょうか。合格講座なら、公表問題13問に対応したテキストと材料がセットになっているので実技練習ができますし、付随のDVDでは作業の様子を映像で確認できるので、おすすめです。

 

【第6位】翔泳社アカデミーの電気工事士通信講座

翔泳社アカデミーの電気工事士通信講座は、販売終了しました。

 

【第7位】日本エネルギー管理センターの電気工事士通信講座

日本エネルギー管理センター

 
項目 第一種電気工事士講座 第二種電気工事士講座
価格 ・令和5年度対策コース 9,800円
(税込、テキスト代別途)
・令和5年上期対策コース 9,800円
・令和5年下期対策コース13,800円
(税込、テキスト代別途)
期間 4か月
目指せる資格 第二種電気工事士
教材の特徴 ・テキストは「2023年版 第一種電気工事士筆記試験 完全解答」
・筆記試験に出題される内容の要点と過去問題で試験対策
・テキストは「オーム社 2023年版 第二種電気工事士筆記試験 標準解答集」
・重要ポイントや試験に関連する法令、過去20回分の試験問題を収録
学習カリキュラム 1か月目:基礎理論等
2か月目:電気機器、配線器具、電気工事用材料・工具
     電気工事の施工方法、一般用電気工作物の検査方法、一般用電気工作物の保安に関する法令等
3か月目:配線図
4か月目:技能試験
サポート体制

・令和5年度10月1日まで何度でも視聴可能

・上期対策コースは令和5年5月28日まで、下期対策コースは令和5年10月29日まで視聴可能

キャンペーン 女性技術者応援割で2,000円OFF
教育訓練給付金制度 ×
 

日本エネルギー管理センターの電気工事士通信講座の特徴

日本エネルギー管理センターの電気工事士通信講座の「オンライン動画講座」は、お住まいや日程の問題で講習会場での参加が難しい方におすすめです。実際に行った講習会の様子をタブレットやスマホで何度でも視聴できるので、講習会場と同じ授業をどこからでも受講することができます。

第二種電気工事士対策講座は、受験予定の試験日程に応じて令和5年上期対策コースと令和5年下期対策コースから選択できます。ちなみに、第一種電気工事士と第二種電気工事士どちらの講座も技能試験対策は入っていないので、日本エネルギー管理センターでは通学講座で対応しています。通信講座が希望でしたら、他の会社の講座を検討する必要があります。

 

【第8位】キャリカレの電気工事士通信講座

キャリカレ

 
項目 第二種電気工事士合格指導講座
価格 41,900円(税込)
期間 3か月
目指せる資格 第二種電気工事士
教材の特徴 ・イラストや図表が豊富で分かりやすいテキスト
・一問一答、厳選問題集、技能対策(映像講義)はスマホで見られるので、スキマ時間で効率的に学習できる
・3か月の短期合格カリキュラム
学習カリキュラム 1か月目~2か月目:筆記試験対策(テキスト1~6、問題集、添削問題1~6)
3か月目:技能試験対策
サポート体制 ・万が一不合格の場合は受講料全額返金
・合格の場合は2講座目が無料
・12か月まで長期サポートが受けられる
キャンペーン ・同一の講座を5名以上で申込みの場合、最大30%OFFになる団体割引制度あり
・紹介割引あり
・過去に受講歴のある人は受講生割引あり
教育訓練給付金制度 ×
 

キャリカレの電気工事士通信講座の特徴

キャリカレの電気工事士通信講座は、第二種電気工事士合格指導講座で第二種電気工事士の資格取得を目指すことができます。この講座の一番の魅力は、なんといっても不合格の場合の全額返金保証が付いていることではないでしょうか。それだけ、講座の質に自信をもっていると言えます。忙しい方でも合格を目指せるように、重要ポイントに的を絞った3か月のカリキュラムに沿って学習します。また、技能は映像学習で分かりやすく学ぶことができます。

テキストで要点を学んだら、一問一答や厳選問題集を活用しましょう。繰り返し解くことで知識の定着化を高めることができます。また、一問一答や厳選問題集、技能対策の映像講義はスマホで確認することができるので、スキマ時間を有効活用して手軽に取り組むことができます。

 

【第9位】日本建設情報センターの電気工事士通信講座

日本建設情報センター

 
項目 第一種電気工事士 第二種電気工事士
価格

【学科・技能】Webコース+部材セット
62,000円(税・送料込)

【学科・技能】DVDコース+部材セット
63,000円(税・送料込)

【学科・技能】Web講座+部材セット
44,500円(税・送料込)

【学科・技能】DVDコース+部材セット
45,500円(税・送料込)

期間 ・ Web講座は試験当日まで視聴可
・DVDコース :【学科】DVD6枚組(約13時間)/【技能】DVD3枚組(約6時間)
・ Web講座は試験当日まで視聴可
・DVDコース【学科】DVD5枚組(約11時間)/【技能】DVD2枚組(約6時間)
目指せる資格 第一種電気工事士 第二種電気工事士
教材の特徴 ・要点をおさえた分かりやすいテキスト
・過去問題集や精選問題集を反復活用して知識の定着を図る
・本番を想定した模擬試験で試験本番に備える
・添削答案制度で弱点の克服
・部材セットも付いているので技能試験対策もできる
学習カリキュラム テキスト、過去問題集、模擬試験、添削された答案の復習、技能試験対策
サポート体制 答案添削制度(1回)
キャンペーン なし
教育訓練給付金制度

 

日本建設情報センターの電気工事士通信講座の特徴

日本建設情報センターの電気工事士通信講座は、学科試験から技能試験まで対応しており、分かりやすい教材で短期間で合格をめざす講座です。受講スタイルはWeb講座とDVD講座から選ぶことができます。Web講座はスマホからも視聴できるので、移動時間に活用したり試験前の最終確認もできるので便利です。一方、DVD講座は通信料を気にすることなく視聴したい方におすすめです。

こちらで紹介しているコースの他にも、試験本番に必要な工具がそろっている講座もあります。工具は人気のHOZAN社製を使用しており、自分で用意する必要がないので試験勉強に専念できますね。教育訓練給付金制度をはじめ、事業者で申請する場合は人材開発支援助成金やオンラインスキルアップ助成金(東京都限定)の制度を利用すれば、お得に受講することができます。

 

【第10位】TACの電気工事士通信講座

TAC

 
項目 第一種電気工事士 第二種電気工事士
価格 ・Web通信講座(学科+技能・材料付)
49,000円
・DVD通信講座(学科+技能・材料付)
64,000円
・Web通信講座(学科:教科書&問題集付き/技能:工具付き)
60,000円
・DVD通信講座(学科:教科書&問題集付き/技能:工具付き)
68,000円
期間 学科・技能共に2023年12月31日(日)までWeb視聴可能 学科・技能共に2023年12月31日(日)までWeb視聴可能
目指せる資格 第一種電気工事士 第二種電気工事士
教材の特徴 ・要点をおさえた分かりやすいテキストで短期間の合格を目指すカリキュラム
・WebトレーニングでCBT方式の練習も可能
・技能試験対策もオンライン添削でしっかりサポート
学習カリキュラム Web通信・DVD通信/学科6回+技能6回 Web通信・DVD通信/学科5回・技能5回
サポート体制 ・質問メール20回まで
・質問カードは制限なし
・メール添削・対面添削・オンライン添削サービス計12回まで
・質問メール筆記20回/技能10回まで(複線図入門は2回まで)
・質問カードは制限なし
・メール添削・対面添削・オンライン添削サービス計15回まで
キャンペーン 入会金免除コースの申込で入会金(10,000円・ 10%消費税込み)が免除
教育訓練給付金制度 ×
 

TACの電気工事士通信講座の特徴

TACの電気工事士通信講座は、重要ポイントが分かりやすくまとまったテキストとベテラン講師陣の講義で、初心者や忙しい方でも資格取得を目指せる内容です。第二種のテキストは、『みんなが欲しかった!第二種電気工事士筆記試験の教科書&問題集』を使用しています。イラストや図を駆使して丁寧に解説されているので、大変分かりやすいと評判です。一方で出題範囲が広く難易度の高い第一種に関しては、出題傾向を分析した独自のテキストを用いて効率的に学習していきます。また、Webトレーニングは新試験制度のCBT方式の練習にもなりますし、スマホからも利用できるのでちょっとしたスキマ時間でも問題を解いて勉強時間に充てることができます。

そして、TACの電気工事士通信講座は技能試験対策もオンライン上でしっかり添削してもらえるので安心です。第一種は10課題分、第二種は13課題分の作品を指導してもらえます。修正点があればその場で指導してもらえる通学生と同じように指導を受けられることは、とても心強いですよね。メール添削の場合は、スマホから簡単に提出できます。丁寧に添削された結果がメール届きます。

 

電気工事士通信教育講座の選び方のポイント

ここでは、電気工事士通信教育講座の選び方を以下の9つのポイントに分けて紹介しています。

  1. 講座の費用や期間
  2. 教材や講義の内容
  3. 学習カリキュラム
  4. サポート体制の充実
  5. キャンペーンの充実
  6. 教育訓練給付金制度
  7. 会社の信頼性
  8. 合格率
  9. 口コミ・評判

では、さっそく見ていきましょう。

 

【選び方のポイント1】講座の費用や期間

ランキング各社の電気工事士通信講座の受講費用と期間を、第一種電気工事士と第二種電気工事士それぞれ表にしています。筆記試験と技能試験両方に対応している講座についてまとめています。

それでは、第一種電気工事士について見ていきましょう。※費用はすべて税込

<第一種電気工事士>

会社名 費用 期間
ユーキャン 69,000円(一括払い) 8か月
たのまな 31,900円 4か月(8か月まで在籍可)
JTEX 57,200円(一般受講料) 4か月
SAT なし
NHK学園 なし 4か月
翔泳社アカデミー 販売終了
日本エネルギー管理センター 9,800円(テキスト代別途)
※技能試験対策なし
4か月
キャリカレ なし 3か月
日本建設情報センター 62,000円(Webコース)
63,000円(DVDコース)
Web講座は試験当日まで視聴可
TAC 49,000円(Web通信講座)
64,000円(DVD通信講座)
学科・技能共に2023年12月31日(日)までWeb視聴可能

 

第一種電気工事士資格講座のある6社の平均費用は、49,150円となりました。日本建設情報センターとTACはWebとDVDコースがあるので、DVDコースで計算しています。電気工事士通信講座の受講料の相場は約50,000円となっているのでほぼ平均並みと言えますが、たのまなは練習材料がないのと、日本エネルギー管理センターは技能試験対策はないので、6社の中でも安価になっているといえます。

 

続いて、第二種電気工事士について見てみましょう。※費用はすべて税込

<第二種電気工事士>

会社名 費用 期間
ユーキャン 63,000円(一括払い) 8か月
たのまな 29,700円 4か月(8か月まで在籍可)
JTEX 49,500円(一般受講料) 4か月
SAT 27,280円 6か月
NHK学園 47,300円 4か月
翔泳社アカデミー 販売終了
日本エネルギー管理センター ・令和5年上期対策コース 9,800円
・令和5年下期対策コース13,800円
※全てテキスト代別途
※技能試験対策なし
4か月
キャリカレ 41,900円 3か月
日本建設情報センター 44,500円(Webコース)
45,500円(DVDコース)
Web講座は試験当日まで視聴可
TAC 60,000 円(Web通信講座)
68,000 円(DVD通信講座)
学科・技能共に2023年12月31日(日)までWeb視聴可能
 

第二種電気工事士講座のある9社の平均費用は、42,887円となっています。第一種電気工事士の表と同様に、日本建設情報センターとTACはWebとDVDコースがあるので、DVDコースで計算しているのと、日本エネルギー管理センターは令和5年下期対策コースの値段で計算しました。第一種電気工事士講座よりも若干ですが費用が安くなっています。また、たのまなとSATは練習材料が含まれていないため他社よりも安くなっており、日本エネルギー管理センターは技能試験対策がないので特に安い費用となっています。

教材の質や副教材の充実度、サポートの手厚さなどで費用は異なるので、安さだけですぐ決めるのではなく講座の内容をよく確認してから選ぶようにしましょう。

 

【選び方のポイント2】教材や講義の内容

電気工事士試験に必要な知識は、専門的なことが多い上に覚えることも多く数学の知識も必要になるので、要点をおさえた分かりやすいテキストが必要です。あと、イラストや図解が多かったりフルカラーで見やすいといった視覚的な配慮も欲しいところです。SATのテキストはフルカラーなので、とても見やすい内容となっています。

そして、技能試験対策もできるかという点も重要なポイントになります。日本建設情報センターの講座など、練習材料の他に工具もセットになっているものもあります。自分がどこまで必要なのかを踏まえながら選ぶようにしましょう。また、スマホから映像の視聴や一問一答ができる講座もあるので、移動時間などのスキマ時間を有効活用して学習できます。自分のライフスタイルに合わせて、一番続けやすいものを選びましょう。

 

【選び方のポイント3】学習カリキュラム

通信講座は、自分でスケジュールを立てて学習を進めていく必要がありますよね。ですから、自分が一番学習を続けられるカリキュラムかどうかは重要なポイントです。その点では、ユーキャンの講座は自分専用の学習スケジュールを立ててくれるので、自分でスケジュールを立てるのが苦手な人にとっては安心して学習を進めることができます。また、キャリカレは3か月で合格を目指すカリキュラムになっています。短期集中で効率よく合格を目指したい人におすすめの学習カリキュラムと言えます。

 

【選び方のポイント4】サポート体制の充実

各社の電気工事士講座のサポート体制はどうなっているのでしょうか。サポートの中でも、質問サービスと添削回数について表にまとめました。

会社名 質問サービス 添削回数
ユーキャンメール メール・郵便で可 8回
たのまな 郵送のみ可。2回まで 4回
JTEX × 4回
SAT スマホ撮影でも可、10回まで ×(なし)
NHK学園 × 4回
翔泳社アカデミー 販売終了
日本エネルギー管理センター × ×
キャリカレ × ×
日本建設情報センター × 1回
TAC メールで可、20回まで
質問カードは何度でも可
第一種は12回、第二種は15回

TACは、質問サービスと添削サービスの回数が最も多くなっています。

 

【選び方のポイント5】キャンペーンの充実

こちらで紹介している10社のうち、2023年4月現在でキャンペーンを実施している会社は3社について表でまとめました。

会社名 キャンペーン内容
日本エネルギー管理センター 女性技術者応援割で2,000円OFF
キャリカレ ・同一の講座を5名以上で申込みの場合、最大30%OFFになる団体割引制度あり
・紹介割引あり
・過去に受講歴のある人は受講生割引あり
TAC 入会金免除コースの申込で入会金(10,000円・ 10%消費税込み)が免除
 
日本エネルギー管理センターは、電工女子応援プロジェクトを実施しています。女性の受講者は受講料が2,000円安くなるので、お得になります。

 

【選び方のポイント6】教育訓練給付金制度

各社の電気工事士講座の教育給付金制度について表にしました。

会社名 教育給付金制度
ユーキャン
たのまな ×
JTEX ×
SAT
NHK学園 ×
翔泳社アカデミー 販売終了
日本エネルギー管理センター ×
キャリカレ ×
日本建設情報センター
TAC ×


教育給付金制度を利用できるのは、10社中ユーキャン、SAT、キャリカレの3社のみとなっています。

 

【選び方のポイント7】会社の信頼性

通信講座を利用する際、対面でのやり取りがほぼ無いことが多いので、困ったことや確認したい事がある時に会社が信頼できるかどうかは重要な点ではないでしょうか。会社の信頼性を判断するポイントとして、通信講座の開講数や電気工事士または電気系資格につよいかなどが重要になります。

ユーキャンやTACは、CMでもおなじみの大手企業です。ユーキャンは開講数が100以上あり、TACは開講40年のキャリアと圧倒的な受講者数と合格者数を誇ります。また、SATは現場・技術系資格専門としているので、電気工事士資格取得に関しても強みがあります。これらの理由から、ユーキャン、TAC、SATは会社の信頼性が高いと言えます。

 

【選び方のポイント8】合格率

電気工事士資格の合格率は約60%を超える試験が多いとされているので、難易度はそれほど高くない試験となっています。ですので、こちらで紹介している上位10社どの講座においても、学習カリキュラムに沿って試験に必要な勉強をこなしていけば合格できる内容となっています。その中でも、日本エネルギー管理センターの電気工事士通信講座は80%から90%の合格率の高さを誇っています。

【選び方のポイント9】口コミ・評判

各社の電気工事士講座の口コミをまとめてみました。良い口コミ、悪い口コミそれぞれ紹介していますので参考にして下さい。(口コミは一部抜粋しています)

ユーキャンの電気工事士講座の口コミ

良い口コミ

・自分が受けた講座は相性よかったと思います。テキストも学びオンラインや動画.DVDなどわかり易かったですし、1発で資格取得も出来た時も丁寧なおめでとうございます。メールも後から届きました。
(みん評公式サイトより)

・2019年度下期試験、無事に合格しました。テキストの分量は結構多いですが基礎固めがしっかりとできます。内容もとても分かりやすかったです。電気の勉強が初めてで、なおかつ周りに聞ける人がいない、などという方にオススメかなと思います。
(ユーキャン学びーズより)

悪い口コミ

・テキストの量が多いから現場を経験している者には書店で買える参考書を買うだけでもいいかもしれない…。

・私は文系なので、計算系の解説が少し解りづらいかな?と思いました。

たのまなの電気工事士講座の口コミ

良い口コミ

・ほぼ計画通りに受講が完了し試験を受けました。60過ぎの老体でも、首尾よく、筆記試験は合格したものの、技能試験でつまずきました。気を取り直して、技能試験に再チャレンジします。
(公式サイトより)

・受講して、すぐにテキストで勉強を始めました。若い時代の勉学を思い出しては、少しずつではありましたが、お蔭様で分かりやすいテキストと試験問題も丁寧に記載されていましたので、不安なく受験でき合格することができました。ありがとうございました。
(レビューより)

JTEXの電気工事士講座の口コミ

良い口コミ

・教科書がわかりやすかった。テキストの量も適正で、文字も見やすく、理解できた。
(公式サイトより)

・レポート提出後の添削が丁寧で分かりやすかった。テキストは、練習問題が多く理解しやすかった。実際の試験問題の傾向についても記載があり、重点的に勉強するべき点が分かりやすかった。
(公式サイトより)

悪い口コミ

・「1円でも安く教材を買いたい」という人は購入すべきではない
(「リフォーム資格講座」サイトより引用)

・正直JTEXの公式サイトは見た目が古くサイトの作りも複雑で、欲しい情報にたどり着きづらいと感じました。また、テキストや動画に関しては「一昔前の古い雰囲気」が漂っていて人によっては取っつきづらいと感じるかもしれません。
(「でんブロ」サイトより引用)

SATの電気工事士講座の口コミ

良い口コミ

・本当に自分から率先して勉強するの苦手な人におすすめだと思います。動画を見なくても音源だけで勉強することもできますので、電車とか通勤時間とか音を出してるだけでも勉強になるのでおすすめだと思います
(公式サイトより)

・コンパクトにまとまっていて、非常にわかりやすかったです。又、項目毎に編集されている為、分からなかった項目を繰り返し復習出来る点が良かったです。
(公式サイトより)

悪い口コミ

・先生の解説の内容で間違いが多い。テキストの色分けが無い。例題が少ない。
(公式サイトより)

・講師の人が噛み噛みの所があるので、編集して欲しかった。
(公式サイトより)

NHK学園の電気工事士講座の口コミ

良い口コミ

・この講座のおかげで筆記試験をパスすることができ、付録のDVDのおかげで技能試験もスムーズに行うことができた。
(公式サイトより)

・電気工事士試験は以前から興味がありましたが、実技試験があるので、経験のない私にはチャレンジできないと思っていました。しかし、今回この講座を受講し、わかりやすい教材と先生方のご指導により、「何とかなるのでは」と勇気付けられました。試験も無事合格することができました。どうもありがとうございました。
(公式サイトより)

日本エネルギー管理センターの電気工事士講座の口コミ

良い口コミ

・他の通信教育に申し込みましたが、やる気が出る内容ではなく学習するのも嫌になってしまいました。すでに電気工事士を取得している同僚に相談したところ、「日本エネルギー管理センターを利用してわかりやすかった」とおすすめされました。YouTubeでも受講ができるため仕事や家事の合間に勉強でき、女子割があったこともポイントでした。私は計算問題が苦手ですが、合格するための学習優先順位のアドバイスもあり効率よく学習を進められ、無事に合格できました。

キャリカレの電気工事士講座の口コミ

良い口コミ

・学習用のテキストは簡潔に纏められ、練習課題と回答も大変分かりやすくなっております。
(公式サイトより)

・自分のペースで進めることも出来、提出する物はありますが区切の目標として考えて今の所スムーズにクリアしてます。
(公式サイトより)

 

悪い口コミ

・試験日までの細かい予定が欲しかったです。
(公式サイトより)

・添削も良いのですが、逆に進捗どう?など連絡あっても良いのかと。かなり一方通行なやり方かな。案外、連絡を頂いて返信ならもっと楽しくやれると思います。
(公式サイトより)

TACの電気工事士講座の口コミ

良い口コミ

・筆記対策に関しては、テキストがよくまとまっており、理解しやすかったです。テキストの問題集・筆記試験確認問題・演習問題もDVDで解説がしっかりされており大変分かりやすいです。技能対策では工具も一式揃っており、いままで一切触れたことがなかった私でもDVDを見ながら課題を理解し作成することが出来ました。
(みん評より)

・Web通信講座を受講のため、ダウンロードして通勤の電車内で勉強できたのがよかったです。また、倍速で再生することが可能なので時短ができ、わからないところだけ重点的に繰り返し視聴しました。苦手な分野を潰して、合格点を目指すことができました。
(みん評より)

 

悪い口コミ

・トレーニング本(問題集)はまずまずだが、テキストは内容が散漫でイライラしてしまう構成。特に最悪なのがDVDで、黒板に向かって中年男が言語不明瞭意味ナシのことを延々と語っているだけでたちまち不快な気分にさせてくれる。
(みん評より)

・電話相談をしたのですが、一方的に説教の様に話されました。相談に乗るというより、自分の言いたい事を全て言うことに注力している様でした。こちらは相談をしたかったのですが、自論を述べられ辛い事を言われ、悲しい気持ちになりました。相談者に寄り添った対応を考えてください。
(みん評より)

 

大手企業で受講者数も多いTACは、良い口コミもある中で厳しい意見も多く目立ちました。教材や講座の内容というよりも、受付対応の悪さに関するものが多かったです。せっかく講座が良いものでも、残念ですよね。

 

電気工事士の通信講座の比較

ここで紹介している電気工事士通信講座を開講している10社について、9つのポイントを表にまとめたので比較していきましょう。

会社 料金(税込) 期間 教材・講義内容 サポート キャンペーン 教育訓練給付金制度 会社の信頼性 合格率 口コミ・評判
ユーキャン

第一種電気工事士講座
69,000円

第二種電気工事士講座
63,000円

8か月 ・コースが豊富
・要点をおさえた分かりやすいテキスト
・問題集や技能試験対策など副教材も充実
・質問券を利用し、郵便で質問可(2回まで)
・添削指導が受けられる(8回まで)

なし

開講数100以上

・テキストも学びオンラインや動画.DVDなどわかり易かった
・テキストの量が多い
たのまな

第一種電気工事士受験講座
31,900円

第二種電気工事士受験講座
29,700円

4か月(8か月まで在籍可) ・重点ポイントをおさえたテキスト
・丁寧な添削指導
・ユーキャンよりも安価
・質問券を利用して郵送で質問可(2回まで)
・添削指導が受けられる(4回まで)

なし

×

 

・分かりやすいテキストと試験問題

JTEX

第一種電気工事士合格講座
57,200円

第二種電気工事士合格講座
49,500円

4か月 ・図や写真が多く分かりやすいテキスト
・DVDやWeb動画サービス、練習材料が一式そろっているので、技能試験対策も万全
・4回のレポート
・技能試験対策に副テキストと動画配信付き

なし

×

 

 

・レポート提出後の添削が丁寧で分かりやすい
・テキストや動画の見た目が古い
SAT 第二種電気工事士講座 27,280円 6か月 ・フルカラーで読みやすいテキスト
・Eラーニングシステムで効率的な学習ができる
・返品、返金保証や不合格時のサポート期間延長など補償制度が充実
・30日間の返金保証
・破損や不具合DVDの1年間交換サービス
・不合格時のサポート期間6か月延長

なし

現場・技術系資格専門

 

・コンパクトにまとまっていて、非常にわかりやすかった
・テキストの色分けが無い。例題が少ない
NHK学園 第二種電気工事士合格講座 47,300円 4か月 ・図や写真が多く分かりやすいテキスト
・合格講座では、DVDや練習材料で技能試験対策もできる
・合格講座には練習材料付き
・技能試験対策は公表問題に対応したDVD付き
・リポート受付は4か月延長可能

なし

×

 

 

・付録のDVDのおかげで技能試験もスムーズに行うことができた

翔泳社アカデミー 販売終了
日本エネルギー管理センター

第一種電気工事士
・令和5年度対策コース 9,800円

第二種電気工事士
・令和5年上期対策コース 9,800円
・令和5年下期対策コース13,800円

※全てテキスト代別途
※技能試験対策なし

4か月 ・電気系の会社による講義動画を見て学べる
・受講者80%~90%以上の高い合格率
・1万円台と安価な受講料

・令和5年度10月1日まで何度でも視聴可能

女性技術者応援割で2,000円OFF

×

80%から90%の合格率

・YouTubeでも受講ができるため仕事や家事の合間に勉強でき、女子割があったこともポイントが高い

キャリカレ 第二種電気工事士合格指導講座 41,900円 3か月 ・イラストや図表が豊富で分かりやすいテキスト
・一問一答、厳選問題集、技能対策(映像講義)はスマホで見られるので、スキマ時間で効率的に学習できる
・3か月の短期合格カリキュラム
・万が一不合格の場合は受講料全額返金
・合格の場合は2講座目が無料
・12か月まで長期サポートが受けられる

・同一の講座を5名以上で申込みの場合、最大30%OFFになる団体割引制度あり

・紹介割引あり

・過去に受講歴のある人は受講生割引あり

×

 

 

・学習用のテキストは簡潔に纏められ、練習課題と回答も大変分かりやすい
・試験日までの細かい予定が欲しかった
日本建設情報センター

第一種電気工事士
・62,000円(Webコース)
・63,000円(DVDコース)

第二種電気工事士
・44,500円(Webコース)
・45,500円(DVDコース)

Web講座は試験当日まで視聴可 ・要点のまとまった分かりやすいテキスト
・本番を想定した模擬試験問題で試験対策が万全にできる
・試験に必要な工具付きセットもある

答案添削制度(1回)

なし

 

 

 

TAC

第一種電気工事士
・49,000円(Web通信講座)
・64,000円(DVD通信講座)

第二種電気工事士
・60,000 円(Web通信講座)
・68,000 円(DVD通信講座)

学科・技能共に2023年12月31日(日)までWeb視聴可能 ・出題傾向に沿ったテキストで効率的に学習
・メール、対面、オンラインで技能対策をサポート
・WebトレーニングでCBT方式の練習ができる
・作成した課題の添削サービスが受けられる
・質問メール20回まで
・質問カードは制限なし
・メール添削・対面添削・オンライン添削サービス計12回まで(第二種は計15回まで)

入会金免除コースの申込で入会金(10,000円・ 10%消費税込み)が免除

×

開講40年のキャリアと圧倒的な受講者数と合格者数

 

・テキストがよくまとまっており、理解しやすかった。技能対策では工具も一式揃っておりDVDを見ながら課題を理解できた
・電話相談をしたら一方的に説教の様だった

 

電気工事士通信講座を料金比較

会社 料金(税込)
ユーキャン 第一種電気工事士講座:69,000円
第二種電気工事士講座:63,000円
たのまな 第一種電気工事士受験講座:31,900円
第二種電気工事士受験講座:29,700円
JTEX 第一種電気工事士合格講座:57,200円
第二種電気工事士合格講座:49,500円
SAT 第二種電気工事士講座 27,280円
NHK学園 第二種電気工事士合格講座 47,300円
翔泳社アカデミー 販売終了
日本エネルギー管理センター

第一種電気工事士
・令和5年度対策コース 9,800円

第二種電気工事士
・令和5年上期対策コース 9,800円
・令和5年下期対策コース13,800円

※全てテキスト代別途
※技能試験対策なし

キャリカレ 第二種電気工事士合格指導講座 41,900円
日本建設情報センター

第一種電気工事士
62,000円(Webコース)
63,000円(DVDコース)

第二種電気工事士
44,500円(Webコース)
45,500円(DVDコース)

TAC

第一種電気工事士
49,000円(Web通信講座)
64,000円(DVD通信講座)

第二種電気工事士
60,000 円(Web通信講座)
68,000 円(DVD通信講座)

 

上記の表より、筆記試験と技能試験両方に対応している講座について受講料の高い順に、第一種電気工事士講座と第二種電気工事士講座別に並べました。

第一種電気工事士講座の受講料高い順

  1. ユーキャン
  2. TAC (DVD通信講座)
  3. 日本建設情報センター(DVDコース)
  4. 日本建設情報センター(Webコース)
  5. JTEX
  6. TAC (Web通信講座)
  7. たのまな
  8. 日本エネルギー管理センター

 

第二種電気工事士講座の受講料高い順

  1. TAC (DVD通信講座)
  2. ユーキャン
  3. TAC (Web通信講座)
  4. JTEX
  5. NHK学園
  6. 日本建設情報センター(DVDコース)
  7. 日本建設情報センター(Webコース)
  8. キャリカレ
  9. たのまな
  10. SAT
  11. 日本エネルギー管理センター

TACとユーキャンは、教材の多さやサポート体制の面から平均より高い受講料となっています。SATは、eラーニングなどスマホ学習に特化してペーパーレス化をしている点が、他社よりも低い価格となっている理由のひとつと言えそうです。また、練習材料が教材に含まれていないたのまなとSAT、技能試験対策のない日本エネルギー管理センターは安価となっています。

 

電気工事士通信講座を期間比較

TAC学科・技能共に2023年12月31日(日)までWeb視聴可能

会社 期間
ユーキャン 8か月
たのまな 4か月(8か月まで在籍可)
JTEX 4か月
SAT 6か月
NHK学園 4か月
翔泳社アカデミー
日本エネルギー管理センター 4か月
キャリカレ 3か月
日本建設情報センター Web講座は試験当日まで視聴可

 

第一種電気工事士と第二種電気工事士ともに、カリキュラムが長いのは8か月のユーキャンとなっています。たのまなは4か月のカリキュラムですが、最長8か月まで在籍することができます。一方で、最短は3か月のキャリカレとなっています。試験まで余裕がありじっくりと6か月かけて学習を進めたい人にはユーキャンを、3か月の短期集中で合格を目指したい人はキャリカレがおすすめと言えます。

 

電気工事士通信講座を教材・講義内容比較

会社 教材・講義内容
ユーキャン ・コースが豊富
・要点をおさえた分かりやすいテキスト
・問題集や技能試験対策など副教材も充実
たのまな ・重点ポイントをおさえたテキスト
・丁寧な添削指導
・ユーキャンよりも安価
JTEX ・図や写真が多く分かりやすいテキスト
・DVDやWeb動画サービス、練習材料が一式そろっているので、技能試験対策も万全
SAT ・フルカラーで読みやすいテキスト
・Eラーニングシステムで効率的な学習ができる
・返品、返金保証や不合格時のサポート期間延長など補償制度が充実
NHK学園 ・図や写真が多く分かりやすいテキスト
・合格講座では、DVDや練習材料で技能試験対策もできる
翔泳社アカデミー
日本エネルギー管理センター ・電気系の会社による講義動画を見て学べる
・受講者80%~90%以上の高い合格率
・1万円台と安価な受講料
キャリカレ ・イラストや図表が豊富で分かりやすいテキスト
・一問一答、厳選問題集、技能対策(映像講義)はスマホで見られるので、スキマ時間で効率的に学習できる
・3か月の短期合格カリキュラム
日本建設情報センター ・要点のまとまった分かりやすいテキスト
・本番を想定した模擬試験問題で試験対策が万全にできる
・試験に必要な工具付きセットもある
TAC ・出題傾向に沿ったテキストで効率的に学習
・メール、対面、オンラインで技能対策をサポート
・WebトレーニングでCBT方式の練習ができる
・作成した課題の添削サービスが受けられる

 

どの講座のテキストも、図や写真を豊富に使って分かりやすい内容となっているものが多いです。複雑な用語や配電理論なども、丁寧に解説されていています。特に、SATの教材はフルカラーテキストを使い学習の効果を高めています。あとは、技能試験対策のテキストや練習材料あるかなども講座を選ぶうえで重要なポイントです。日本建設情報センターは工具付きの講座もあるので、自分で用意する手間がありません。初心者にとって工具や部材ひとつにとっても扱い方が難しいと思うので、練習材料付きの講座から選ぶことをおすすめします。

各講座の公式ホームページにはテキストや教材の内容が写真で紹介されているものあります。自分にとって学習しやすそうなテキストかどうか、必要なものが含まれているかどうかを確認して選びましょう。

 

電気工事士通信講座をサポート面から比較

会社 サポート
ユーキャン ・質問券を利用し、郵便で質問可(2回まで)
・添削指導が受けられる(8回まで)
たのまな ・質問券を利用して郵送で質問可(2回まで)
・添削指導が受けられる(4回まで)
JTEX ・4回のレポート
・技能試験対策に副テキストと動画配信付き
SAT ・30日間の返金保証
・破損や不具合DVDの1年間交換サービス
・不合格時のサポート期間6か月延長
NHK学園 ・合格講座には練習材料付き
・技能試験対策は公表問題に対応したDVD付き
・リポート受付は4か月延長可能
翔泳社アカデミー
日本エネルギー管理センター ・令和5年度10月1日まで何度でも視聴可能
キャリカレ ・万が一不合格の場合は受講料全額返金
・合格の場合は2講座目が無料
・12か月まで長期サポートが受けられる
日本建設情報センター

・答案添削制度(1回)

TAC ・質問メール20回まで
・質問カードは制限なし
・メール添削・対面添削・オンライン添削サービス計12回まで
 (第二種は計15回まで)

 

質問サービスや添削の他にも、Web動画やEラーニングなどのサポートが充実している講座が多く見られます。特に、SATはスマホの写真を送信して質問できたり、Web上で演習問題を解いたりできるなどのWebサービスがとても充実しています。他にも、返品、返金保証や不合格時のサポート期間延長など補償制度が用意されています。具体的には、講座の内容に満足できない場合の30日間返金保証、DVD破損時に購入から1年間は無料で交換、不合格時は質問回数が初期状態にリセットされる制度です。

また、キャリカレは合格と不合格の場合の保証が手厚くなっています。合格時は2講座目が無料になるので更なるステップアップがお得になります。万が一不合格の場合は、受講料全額返金となります。

 

電気工事士通信講座のキャンペーン情報を比較

会社 キャンペーン
ユーキャン

なし

たのまな

なし

JTEX

なし

SAT

なし

NHK学園

なし

翔泳社アカデミー
日本エネルギー管理センター

・女性技術者応援割で2,000円OFF

キャリカレ ・同一の講座を5名以上で申込みの場合、最大30%OFFになる団体割引制度あり
・紹介割引あり
・過去に受講歴のある人は受講生割引あり
日本建設情報センター

なし

TAC

・入会金免除コースの申込で入会金(10,000円・ 10%消費税込み)が免除

 

2023年4月現在でキャンペーンを実施している会社は、日本エネルギー管理センター、キャリカレ、TACの3社となっています。日本エネルギー管理センターは、女性受講者に嬉しい2,000円OFFとなっています。この3社以外でも、今後さまざまなキャンペーンが展開される可能性もあるので、公式ホームページなどで情報をチェックしましょう。

 

電気工事士通信講座の教育訓練給付金制度を比較

会社 教育訓練給付金制度
ユーキャン

たのまな

×

JTEX

×

SAT

NHK学園

×

翔泳社アカデミー
日本エネルギー管理センター

×

キャリカレ

×

日本建設情報センター

TAC

×

 

教育訓練給付制度の対象となっているのは、ユーキャン、SAT、キャリカレの3社となっています。制度を利用できる対象の方は、受講料の20%が支給されるのでお得に受講できます。自分が対象かどうかまず確認してみましょう。

 

電気工事士通信講座を会社の信頼性で比較

会社 会社の信頼性
ユーキャン

開講数100以上

たのまな

JTEX

SAT

現場・技術系資格専門

NHK学園

翔泳社アカデミー
日本エネルギー管理センター

キャリカレ

日本建設情報センター

TAC

開講40年のキャリアと圧倒的な受講者数と合格者数

 

企業の規模からいうと、ユーキャンやTACは大手企業で知名度の高さもあります。この2社より規模と知名度は劣りますが、SATやキャリカレは試験の合否による保証があるので、講座の内容に自信を持って提供している会社と言えます。

 

電気工事士通信講座を合格率で比較

会社 合格率
ユーキャン
たのまな
JTEX

SAT

NHK学園

翔泳社アカデミー
日本エネルギー管理センター

80%から90%の合格率

キャリカレ

日本建設情報センター

TAC

 

電気工事士資格の合格率は約60%と言われています。どの講座においても、学習カリキュラムに沿って必要な勉強をしていれば合格はそれほど難しいことではなさそうです。特に、日本エネルギー管理センターの電気工事士通信講座は80%から90%と高い合格率となっています。

 

電気工事士通信講座の口コミ・評判で比較

会社 口コミ・評判
ユーキャン ・テキストも学びオンラインや動画.DVDわかり易かった
・テキストの量が多い
たのまな

・分かりやすいテキストと試験問題

JTEX ・レポート提出後の添削が丁寧で分かりやすい
・テキストや動画の見た目が古い
SAT ・コンパクトにまとまっていて、非常にわかりやすかった
・テキストの色分けが無い。例題が少ない
NHK学園

・付録のDVDのおかげで技能試験もスムーズに行うことができた

翔泳社アカデミー
日本エネルギー管理センター ・YouTubeでも受講ができるため仕事や家事の合間に勉強でき、女子割があったこともポイントが高い
キャリカレ ・学習用のテキストは簡潔に纏められ、練習課題と回答も大変分かりやすい
・試験日までの細かい予定が欲しかった
日本建設情報センター

 

TAC

・テキストがよくまとまっており、理解しやすかった。技能対策では工具も一式揃っておりDVDを見ながら課題を理解できた
・電話相談をしたら一方的に説教の様だった

 

ここで紹介されている各社の口コミについて、テキストの分かりやすさや技能試験対策のおかげで実技の学習が不安なくできたなどの口コミが全体的に多く見られました。良い口コミだけで判断するのではなく、時に見受けられるマイナスな口コミも参考にしましょう。

TACの口コミの中には、講座の内容というより受付や事務局側の対応に関して悪い印象のものが多く見られました。通信講座なので直接窓口と関わることはないかもしれませんが、何かトラブルや困ったことがあった時の会社側の対応という点では、他人事ではないかもしれません。

 

電気工事士は通信と独学どちらがおすすめ?

電気工事士の資格を取得するには、通信教育の利用をおすすめします。一般的に、電気工事士の筆記試験合格に必要な勉強時間は、第一種電気工事士は3か月で60~150時間、第二種電気工事士は2か月で50~100時間と言われています。筆記試験後には技能試験があるので、筆記試験後から技能試験までの約1か月半~2か月の間に技能試験対策を行う必要があります。特に初心者にとって、実技の勉強を独学で行うのは不安ではないでしょうか。

通信講座では、要点をおさえた分かりやすいテキストや問題集を使って効率よく学習できるカリキュラムが組まれていますし、技能試験対策は映像やオンラインで確認できたり、練習材料がセットされている講座があります。あと、疑問点は質問や添削サービスを利用して解消することができるので、安心して受講することができます。

また、第一種電気工事士は第二種電気工事士よりも難易度が高いので学習時間も長くなりますが、Eラーニング等のWebサービスがある講座を利用すれば、移動時間やスキマ時間も勉強タイムにすることができるので、忙しい方でも効率よく学習することができます。ぜひ、自分に合った通信講座を選択して資格取得を目指しましょう。

通信講座が学校教材がメイン教材になるでしょうが、独学の方は参考書・問題集選びが重要になりますよね。下記記事を参考にしてください。

関連記事電気工事士のおすすめ参考書・問題集ランキング12選

 

電気工事士試験の試験日・試験内容と合格率

例年、12月上旬頃に次年度の試験日程が電気技術試験センターより公表されています。令和5年度の試験日と申込期間を表にまとめました。

    第一種 第二種(上期) 第二種(下期)
試験実施日 筆記試験(CBT) 8/24(木)~9/10(日) 4/24(月)~5/11(木) 9/25(月)~10/12(木)
筆記試験 10/1(日) 5/28(日) 10/29(日)
技能試験 12/10(日) 7/22(土)
7/23(日)
12/23(土)
12/24(日)
申し込み受付期間 6/19(月)~7/6(木) 3/20(月)~4/6(木) 8/21(月)~9/7(木)

※筆記試験は、一部の会場を除き、午前と午後に分けて実施
※第二種電気工事士技能試験は47都道府県の各試験地で土曜日又は日曜日に実施

試験概要や合格率など、詳細は下記にまとめていますので、ご確認下さい。

関連記事電気工事士資格試験の試験日・試験内容と合格率

 

 電気工事士の通信講座に関するQ&A

電気工事士通信講座に関するQ&Aをまとめました。

Q.第一種電気工事士 筆記試験の勉強方法を教えてください。

A. 暗記が中心となるので、勉強を始めるのが早すぎると忘れてしまうため短期間で集中しての勉強をおすすめしています。

Q.第一種電気工事士 技能試験の勉強方法を教えてください。

A. 第二種電気工事士のプラスアルファで高圧作業が追加されるのみなので、試験2ヶ月前からの練習開始で十分に間に合います。

Q.初心者で文系出身の女性でも合格はできますか。

A. 実際に事務作業されている女性の方の受講も増えており、電気未経験でも合格されている方が多数います。

Q.第二種電気工事士の難易度と学習期間を教えてください。

A. 筆記試験・技能試験を合わせて普通自動車運転免許を取得する程度の難易度となります。

  • 筆記試験:1~2か月程度
  • 技能試験:1~2か月程度

Q.第一種電気工事士と第二種電気工事士の違いは何ですか?

A. 工事できる範囲、免状取得条件や講習受講義務が異なります。

 

 

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