この記事では、建築模型に関する実践建築模型認定試験一級、二級資格の試験日程や合格率(合格点)を中心に紹介します。この資格に関心がある皆さま是非参考にしてください。
実際の図面から作られる精密な模型が「建築模型」です。図面やパースだけではイメージができない空間・光・導線を表現できるので、建築業界では説明用・展示用などで使用されるツールの一つです。建築模型を作るには、特別に資格は必要ありませんが、建築模型が製作できる人材として、模型制作会社、設計事務所、工務店、ハウスメーカー、インテリア、不動産会社などの業界で求人があります。そんな建築模型士に初めて興味を持って目指す人達、または現在、建築関連の業界で模型製作のスキルが求められるという方におすすめなのが、今回紹介する『実践建築模型認定試験一級、二級資格』です。
それでは、実践建築模型認定試験1級、2級資格について紹介していきましょう。
※このサイトは広告が含まれております。リンク先の他社サイトにてお買い求めの商品、サービス等について一切の責任を負いません。
実践建築模型認定試験1級、2級資格とは
実践建築模型認定試験1級、2級資格は日本デザインプランナー協会(JDP)が主催する資格です。
1級と2級に分かれて受験することができ、建築模型に関する技術・知識・スキルおよび設計者の意図を汲み取れる模型が作れるかどうかを判定します。2級は建築模型の製作技術・技能を有しているかどうか、1級では、2級で問われている内容に加えて製作者としてのスキル、実際の業務でのスキルを問う試験となっています。
受験資格
受験資格は特になく、誰でも受験可能です。
受験料
10,000円(税込)
試験日
試験日は、2月、4月、6月、8月、10月、12月の年6回あります。受けたいと思った時に申し込みできます。
2024年2月実施の試験を例にみると、
- 試験期間:2024年2月20日〜25日
- 受験申込期間:2024年1月1日〜1月31日
- 答案提出期限:2024年2月28日
- 合否発表:2024年4月10日
受験方法と合否判定
在宅受験です。インターネットから申し込み後、試験問題等が自宅に郵送されてくるので、在宅での筆記での受験となります。解答用紙を郵送提出し、合否結果はHPにて発表となります。合格後、資格認定証と認定カードを発行してもらえます。
実践建築模型認定試験一級、二級資格の合格率
実践建築模型認定試験1級、2級資格は、1級、2級ともに70%以上の評価で合格となります。少し昔の情報ですが、2014年度の受験者数・合格率は、
- 1級受験者数 受検者数 1,562人・合格率 17%
- 2級受験者数 受検者数 8,977人・合格率 76.2%
1級はやはり、やや難しいようですね。
実践建築模型認定試験一級、二級資格 試験の参考書・問題集のおすすめ
試験に対応した問題集や対策本などは特に販売されていません。
詳しい試験内容も見本などは出ていないので、その点では勉強し辛い資格と言えます。建築系の知識がある方は問題ないかと思いますが、初心者の方、不安のある方は、通信講座を終了すると同時に資格取得がセットになった講座もあるようです。基本的な知識・技能などは講座で勉強して、資格を同時に取得するのも、近道になりそうですね。
下記の通信講座など参考にしてみてはいかがでしょうか。