この記事では、建築模型に関する建築模型技工士インストラクター資格の試験日程や合格率(合格点)を中心に紹介します。この資格に関心がある皆さま是非参考にしてください。
建築模型とは、実際の建築物の図面から、目的に合わせて作られる精密な模型です。その種類は、検討用模型と言われるスタディ模型(白模型)、住宅・戸建て模型、建物の構造を説明する構造用模型、都市風景を作る都市模型、外構を表現するランドスケープ模型など多岐に渡ります。この模型を作る建築模型士になるのに、特別に資格は必要ありませんが、建築業界では、建築模型を必要とする機会が多くあり、建築模型を作れる人材を必要としています。多くは建築系学校を卒業したり、設計事務所・模型製作会社で経験を積んだ人が多いのですが、今は学ぶ場も多様化していて、様々な経歴から建築模型士になる人もいます。
建築模型士は、特別に資格が必要な仕事ではありませんが、資格を取得して、知識と技術がある証明になるので、資格を取得して建築模型士を目指す人も多くいます。
それでは、建築模型技工士インストラクター資格について紹介していきましょう。
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建築模型技工士インストラクター資格とは
建築模型技工士インストラクター資格は、日本インストラクター技術協会(JIA)が主催する資格です。
主催団体がインストラクター技術協会と呼ばれる団体なので、その分野において、人に教えられるレベルにあるかどうかを認定する資格になります。資格取得後は、取得した資格の知識を利用して講師活動などもできます。実際に昨今のコロナ禍では、資格取得者が開催するオンライン講座なども普及しつつあります。この、インストラクター資格を取得するには、様々な建築模型(スタディ模型・検討用模型・展示模型・プレゼンテーション模型など)に関する知識・技能を有しているかどうか、模型の製作技術がインストラクター技術協会の示す水準以上あるか、を問われます。そして十分な能力があると認められた方を対象に認定する資格となっています。
受験資格
受験資格は特になく、誰でも受験可能です。
受験料
10,000円(消費税込)
試験日
試験日は、2月、4月、6月、8月、10月、12月の年6回あります。受けたいと思った時に申し込みできます。
2024年2月実施の試験を例にみると、
- 試験期間:2024年2月20日〜25日
- 受験申込期間:2024年1月1日〜31日
- 答案提出期限:2024年2月28日
- 合否発表:2024年4月10日
受験方法と合否判定
在宅受験です。インターネットから申し込み、試験問題等が郵送されてきて、在宅での筆記試験となります。試験解答期日までに解答用紙を郵送提出します。合否発表は、協会の合否結果照会ページにて確認ができます。合格すると、資格認定証と認定カードを発行してもらえます。
建築模型技工士インストラクター資格の合格率
建築模型技工士インストラクター資格は、試験の評価が70%以上の評価を取れると合格となります。合格率や難易度は公表されていませんが、実践建築模型認定試験よりも高い知識・スキルが必要とのことで、しっかりと勉強をする必要がありそうです。
建築模型技工士インストラクター資格 試験の参考書・問題集のおすすめ
建築模型技工士インストラクター資格の試験に関する問題集・過去問集などは販売されていません。
試験内容も詳しい情報は出ていないようです。建築系の知識がある方は難しくないようですが、未経験の方はいきなり受験するのは厳しいかもしれません。いくつかの建築模型に関する通信講座では、通信講座+資格取得がセットになったコースもあり、未経験者は通信講座で勉強してそのまま資格を取得をするのも良いでしょう。
下記の通信講座など参考にしてみてはいかがでしょうか。