この記事では、キッチンスペシャリスト資格の試験日・試験内容・合格率についてまとめています。この資格に関心がある皆様ぜひ参考にしてください。
キッチンスペシャリストとは、家の中でも特に重要かつ限られた空間のキッチン周りを中心に、生活者のニーズに合わせて使いやすい空間についてアドバイスします。 公益社団法人インテリア産業協会が主催する個人資格です住空間と食生活に関する知識と経験を持ち、キッチン空間を構成している要素の製造・販売・設計・施工その他、ガス・電気・水道などの防災対策・建築構造の取り扱いにおいて法律・技術の面での知識と経験も求められます。
それでは、キッチンスペシャリスト資格について紹介していきましょう。
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キッチンスペシャリスト試験の概要
受験資格
特になし(出題・解答は日本語のみ)
受験申込方法
2023年度試験より、受験申し込みは「インターネットによる受付」のみとなります。キッチンスペシャリスト資格試験 受験者専用サイトからお申し込みください。
受験料
過去3年以内に一方の科目を合格している方は、必ず(免除)タイプでお申し込みください。
① 総合タイプ(学科試験+実技試験)
② 学科試験(先取り)タイプ
③ 実技試験(先取り)タイプ
④ 学科試験(実技免除)タイプ
過去3年以内に実技試験を合格している方
➄ 実技試験(学科免除)タイプ
初回登録・更新
キッチンスペシャリスト資格の試験日と試験内容
2023年度を例に日程などを記載します。
試験日
試験日:2023年12月3日(日)
- 受験申込受付期間:2023年9月12日(火) ~ 10月20日(金)
- 受験票の発送:2023年11月ごろ公開予定
※マイページからダウンロード後、印刷してご持参ください。
試験内容
学科試験 マークシートによる解答選択式(全36問)
- 事前説明 9:30〜9:45(15分)
- 実施時間 9:45〜11:45(120分)
実技試験 筆記式
- 事前説明 12:45〜13:00(15分)
- 実施時間 13:00〜15:30(150分)
試験審査の範囲
学科試験
- 住居と食生活に関すること
- キッチン空間に関すること
- キッチン機能に関すること
- キッチン設計施工に関すること
- キッチン販売に関すること
実技試験
筆記(図面表現)によるキッチン空間の企画・提案に関すること
持ち込める筆記・製図用具
学科試験
- 鉛筆またはシャープペンシル(硬度BまたはHB) ※万年筆・ボールペンは不可
- プラスチック製の消しゴム ※ 砂消しゴム、電動字消器は不可
実技試験
- 鉛筆またはシャープペンシル(硬さは問わない。) ※万年筆・ボールペンは不可
- プラスチック製の消しゴム ※ 砂消しゴム、電動字消器は不可
- 字消し板
フリーハンドで作成することを原則としますが、下記のものは使用を許可します
-
直定規(30㎝以内)
-
三角スケール
-
ヘキサスケール(直定規と三角スケールの機能のみを持つもの)
-
電卓
キッチンスペシャリスト試験の合格基準と合格率
合格基準と合格率
実施年 | 最終合格率 | 学科試験 | 実技試験 | ||
---|---|---|---|---|---|
合格率 | 受験者数 | 合格率 | 受験者数 | ||
2022年 | 33.4% | 53.5% | 465名 | 39.7% | 504名 |
2021年 | 32.4% | 57.3% | 531名 | 36.9% | 542名 |
2020年 | 28.5% | 49.4% | 530名 | 34.3% | 548名 |
2019年 | 31.6% | 50.9% | 560名 | 38.5% | 626名 |
2018年 | 36.6% | 59.4% | 640名 | 40.5% | 691名 |
全体の合格率としては低そうですし、難しい度が高いように思いますが、学科と実技に分けて見てみますと、学科のみの合格率は2018年においては59.4%と高くなっています学科試験については、全体の半数が合格できますので、そこまで難しい度は高くないかもしれません。実技試験については、手描きでの製図が必須ですので、製図道具の使い方、基本の作図方法や設計方法も正確にマスターしておく必要があります。ただ、学科試験に合格すれば3年間学科試験が免除される制度があります。する計画を立てることも可能です。
合格発表
合否判定通知:2月中旬発行(ダウンロード)開始予定
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