厄年は知っているけど、後厄まで知っているという方は少ないかもしれません。実は厄年は1年間だけの話ではなく、前厄・本厄・後厄の3年間がセットとなっています。この3年間の意味を知り、注意して過ごすことで厄を無事に終えることができます。本厄にあたる1年だけを慎重に過ごしても、不調や災厄を感じることがあるのはそのためです。この記事では、後厄の過ごし方を知り、無事に全ての厄を終息させる方法をご紹介します。
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後厄とは
本厄を終えるとそこで厄年は終了かのように思いますが、実際にはその後の1年間を後厄として捉える必要があります。後厄は、本厄で起こった災厄の影響が残るとされています。後厄は自身の行動や思考を振り返り、厄が明けた後に羽ばたけるよう自分磨きをする期間ともいえます。
後厄を迎えた女性は、人間関係や気持ちの変化による影響を受けやすいとされています。自分の内面としっかりと向き合い、さまざまな感情と折り合いをつけていくことが求められます。後厄を迎えた男性は、仕事面での変化による挫折を味わうことが多くなります。それは新しいキャリアやスキルを見つけるチャンスともなります。落ち込むのではなく、ポジティブに次の一歩を踏み出す準備を始めてください。
2025年 後厄早見表
では、2025年に後厄にあたる方の年齢を表にしてご紹介します。本厄と同様に、男女ともに数え年で計算しますので、ご注意ください。
男性 | 女性 |
---|---|
2000年生(平成12年生) 26歳 たつ |
2006年生(平成18年生) 20歳 いぬ |
1983年生 (昭和58年生) 43歳 いのしし |
1992年生(平成4年生) 34歳 さる |
1964年生(昭和39年生) 62歳 たつ |
1988年生(昭和63年生) 38歳 たつ |
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1964年生(昭和39年生) 62歳 たつ |
2025年 後厄を迎える男性有名人
26歳
- 眞栄田郷敦(俳優) 2000年1月9日
- 村上宗隆(プロ野球選手) 2000年2月2日
- マリウス葉(タレント) 2000年3月30日
- 濱田龍臣(俳優) 2000年8月27日
- 板垣瑞生(俳優) 2000年10月25日
43歳
- 鈴木亮平(俳優) 1983年3月29日
- 宮野真守(声優) 1983年6月8日
- 二宮和也(タレント・アイドル(嵐)) 1983年6月17日
- 松本潤(タレントアイドル(嵐)) 1983年8月30日
- 山田孝之(俳優) 1983年10月20日
62歳
- 出川哲朗(タレント) 1964年2月13日
- 阿部寛(俳優) 1964年6月22日
- 堤真一(俳優) 1964年7月7日
- 内村光良(タレント) 1964年7月22日
- 稲葉浩志(アーティスト) 1964年9月23日
2025年 後厄を迎える女性有名人
20歳
- 池端美悠(タレント) 2006年1月16日
- 清水紗良(アイドル(STU48)) 2006年2月12日
- 木村夢叶(アイドル(シンデレラ宣言!)) 2006年3月6日
- 唯藤絵舞(モデル) 2006年9月9日
- 冨里奈央(アイドル(乃木坂46)) 2006年9月18日
26歳
- 滝沢カレン(タレント) 1992年5月13日
- 本田翼(女優) 1992年6月27日
- 門脇麦(女優) 1992年8月10日
- 白石麻衣(女優) 1992年8月20日
- 指原莉乃(タレント) 1992年11月21日
36歳
- 榮倉奈々(女優) 1988年2月12日
- 新垣結衣(女優) 1988年6月11日
- 吉高由里子(女優) 1988年7月22日
- 戸田恵梨香(女優) 1988年8月17日
- 堀北真希(元女優) 1988年10月6日
62歳
- 薬師丸ひろ子(女優・歌手) 1964年6月9日
- 高山みなみ(声優) 1964年5月5日
- 高島礼子(女優) 1964年7月25日
- いとうまい子(女優) 1964年8月18日
- 山口智子(女優) 1964年10月20日
後厄に厄払いをすべき理由
後厄であっても本厄の影響が全て消えたわけではないので厄払いをしたほうがいいと考える人もいます。厄は徐々に落ちていくので、後厄に残った厄を完全に払うという意味で厄払いしたり、安心感を得るため、地域の習慣や信仰に倣い文化や伝統を尊重するために厄払いするケースもあります。
厄払いのタイミング
厄払いは、旧暦の元旦にあたる節分を基準にして考えます。厄年は数え年でカウントしていくので、1月1日から次の年の節分までを厄払いの期間とします。一般的には年始に厄払いの儀式が行われます。年が明けたら厄年が始まりますので、なるべく早い時期に厄払いすることをおすすめします。厄払いを受けた方の中には、お礼参りに行く方もいます。お礼参りのタイミングは、地域・信仰により異なります。厄が明けた4年目に祈祷を受ける方もいます。ご家族や神社仏閣に相談して、良きタイミングで行うといいでしょう。
厄払いの作法
厄除けを受ける際にはどんなマナーがあるのでしょうか?無作法なことをして罰があたらないか、怒られないかと心配になりますね。実際には、神社仏閣によっても作法が異なるので、事前に控室などで説明や指示されます。たとえば、「合図したら一礼してください」「ここで二礼二拍手一礼してください」などです。団体で祈祷をうける場合は、座っているだけでいいこともあります。作法についてはあまり心配しなくてもよさそうです。どうしても不安であれば、事前に確認すれば、しっかりと教えてくださいます。
厄払いのマナー
では、服装についてはどうでしょうか?神社仏閣に訪れるのですから、何か多くのマナーがありそうです。服装についてもドレスコードがありそうですよね?それを知らずに場違いな服装で訪れて、赤っ恥をかかないようにしましょう。やはり、神聖な場所に行くのでスーツやフォーマルな服装で行くべきです。男女共通で注意する点は、カラフルすぎるコーディネートや肌の露出の多い服などは控えるべきです。では、ゴージャスにすればいいのかと言えばそうでもありません。派手なメイクやアクセサリー・香水は好まれません。殺生や死をイメージさせるので、本革や毛皮は避けたほうが無難です。
男性の服装の注意点
黒・紺・グレーのスーツが最も無難ですが、スーツを持っていない場合は、シャツ・スラックスにジャケットを合わせてもいいでしょう。夏に訪れる場合では半袖の襟のあるシャツにリネン素材のパンツ、ジャケットを合わせるなどします。暑いからといって、デニムやハーフパンツ、サンダル、タンクトップなどはおすすめできません。
女性の服装の注意点
神社仏閣によっては、畳で正座をすることがありますので、膝より長めのスカートの着用をおすすめします。ミニスカートなどは論外です。アクセサリーは、シルバーやプラチナの小さなものを身に着けるようにしましょう。ストッキングは肌色がおすすめですが、寒い時期に訪れる場合は、神社仏閣は足元が冷えるので寒さ対策も万全にしておきましょう。
まとめ
後厄は、厄年を締めくくる重要な1年です。心身ともにさまざまな経験をした厄年期間中にどれだけ自分が成長できたのか、自身と向き合い、自己分析することが大切です。後厄の1年間をいかに過ごすのかで、厄明け後の人生が変わります。厄年だからといって必要以上に怯えて暮らすのではなく、自分磨きのチャンスと捉えて行動していきましょう。