住宅を建てる時、建て主は工事業者を決めて工事契約を締結する必要があります。工事契約時には「工事契約書」を作成し、建て主はそれを理解し納得した上で署名、捺印をすることが必要です。その工事契約書の中に「工事契約図」(実施設計図)が内容物に含まれます。では「工事契約図」とはどういうものなのでしょうか?
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工事請負契約書に添付すべき「工事契約図」
請負金額が決まり請負金額が確定したら、いよいよ正式に業者と工事請負契約を締結します。
これらを添付して発注者と請負者が1通ずつ保有します。
請負代金は添付する設計図書と工事内訳明細書を相互に整合していなければなりません。
したがって請負代金の調整による変更箇所については業者と互いに確認しながら契約書に添付する設計図書や工事内訳明細書に加筆・訂正をしていきます。
よって「工事契約図」は契約した時点での実施設計図となる重要で保存すべき図面なのです。この図面で契約しましたという証になるので、仮にその後打合せにより変更した際にどの時点からの変更かも明確にわかります。その図面から工事内容の項目で何が増えて何が減ったのかがわかるため重要であり保存しておくべき図面なのです。
工事契約図の内容
契約図面としては一般的に「実施設計図」を添付して契約します。
これらを添付します。
工事契約図は工事を契約した時点でのプランでありこの契約の基となるプランをもって、変更があれば増減を確実に積算することで後々相互にトラブルとならないようにするためのものなのです。
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